Ex_Machina [Blu-ray]/出演者不明

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 検索エンジンで有名なIT企業ブルーブックでプログラマーとして働くケイレブはある日、抽選で社長ネイサンの自宅を訪問する権利を得る。ケイレブは広大な山岳地帯の奥にあるネイサンの自宅にヘリコプターで移動する。出迎えたネイサンは、彼に機密保持契約の書類のサインさせた後、キーカードを渡し、この自宅がネイサンの人工知能開発のための研究施設であることを明かす。
 ネイサンはケイレブに彼の人工知能にチューリング・テスト(注)を行うよう依頼する。
 ケイレブは、ガラスの壁に囲われた部屋の中で暮らす女性型ロボットエイヴァと対面する。エイヴァは顔面と手、足先のみが皮膚で覆われているが残りの部分は機械の内部構造が透けて見える姿をしている。ケイレブは、相手の姿が見えない環境でない限りチューリング・テストは行えないのではないかとネイサンに進言する。ネイサンは、エイヴァの言語能力は既存のAIを超越しており、話すだけではすぐに人間であると騙されてしまうため、わざと一目で機械と分かる姿をさせてテストするのだという


 注)アラン・チューリングによって考案された、ある機械が知的かどうか(人工知能であるかどうか)を判定するためのテスト。2014年6月7日、ロンドンのテストに「13歳の少年」の設定で参加したロシアのスーパーコンピューターが、30%以上の確率で審査員らに人間と間違われて史上初めての「合格者」となった。

 日本未公開映画ながら、一部でカルト映画と化している人気作品。

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 こちらから見られました。日本語字幕付き。違法になるのかどうかわかりません。

 この映画、未来を暗示しているのではないかと、多くの人に思われたみたいですね。

 社長のネイサンって、今話題になってるセックス・ロボットを開発しようとしてたんじゃないのかなと、思いました。はっきりとは、言われてませんけど。

 A・Iの使い道って、そうなるのか・・・と、なんか、トホホだなと思いましたけど、多分に西洋人の考える世界のような気もします。「猿の惑星」に似てるよなと思いましたもん。西洋人って、自分が世界を支配してなきゃ、気が済まないんだね。コンピューターに支配されるのを恐怖に思う心性が、目立つんですよね。

 日本だと、アトムとドラえもんに代表されるような人間のパートナーのイメージになるんですけどね。甲殻機動隊でも、人間より人形に愛情を寄せてたりしてね。

 巷で、2045年のシンギュラリティという問題が話題になってるんですけど、このシンギュラリティというのが、コンピューターがコンピューターを開発できるようになる技術的特異点のことなんだそうです。コンピューターが人間より賢くなってしまうんですね。

 2045年ですけど、予測より早くなる可能性が高い。これまでの技術開発予測は、常に前倒しされてきたから。

 なんと私が生きてる間に、実現しそうです。