“恩知らず”の韓国
「従中」一直線、でも困った時は米国頼み


「どうせ、中国の属国だったのだから……」
韓国は「恐怖」と「甘え」の狭間で生きる


 日経BOの鈴置さんのコラムから。このコラム記事人気らしくて、最近週2回木・金の更新になってます。書くのが面倒くさいのか、インタヴュー形式だし。
 

 朴槿恵大統領が、中国の9月3日の「抗日戦勝70周年記念式典」に参加を決めたことに関する話なんですが、なんでそこまで中国に忠誠心を見せにいくの?という日本人の素朴な疑問に鈴置さんが答えてます。
 
 後編のタイトルになってる、中国には「恐怖」を感じ、アメリカには「甘え」ても構わないと言う考えでいるから。

 先だっての、北朝鮮との軍事緊張のときには韓国は、北朝鮮を「アメリカの空母」を配備するぞと言って脅すわけです。それだけアメリカ頼りなのに、他の同盟国の首脳が誰もいかない中国の式典にのこのこ出かけていくって、どうなの?

 アメリカには「ツンデレ」は通じるのかな。アメリカは「甘え」なんて概念を持ってない。ためしに英語のWEB辞書で「甘え」を引くとamaeと出てきます。その後に概念の説明が載ってる。

 アメリカからみると、韓国の振舞いは「同盟に対する裏切り」もしくは「韓国は面倒くさい」国という感じになるのではないでしょうか。どんなに弱くても「自分の意思を見せろ」というのがアメリカにはあると思いますけどね。自分の振舞いを人のせいにするというのは許されないとおもいますけど・・。


 中国に対する「恐怖」というけれど、中国の南に隣接するベトナムを見てると、同じ中国の隣国でもいかに違うか。どんなことがあっても抵抗するぞという姿勢を見せれば、そうそう侵略されるなんてないんですよね。要は姿勢の問題が大きいんですよね。ただただ韓国って惰弱なんだよね。行動原理が恐怖だと、怯えて怠慢になるので、そこから流れて簡単に卑劣へおちるという。

 今回朴大統領は、安倍さんの70年談話を評価しましたから、韓国が中国に傾倒したのは日本と関係ないということですね。

 アメリカの国務省が「韓国の決定を尊重する」と言ったら、韓国のネットが喜んでいましたが、同盟国の主権を侵害するような言い方を先進国は好まないわけです。

 「尊重する」というのは最低の肯定的表現をあらわす外交用語ですから・・・。中国が「台湾は中国の領土」というのを「中国の主張を尊重する」とアメリカは言ってきました。でも台湾で初の総統選挙をやったときに中国が台湾海峡に向けてミサイル発射訓練したら、アメリカは空母を台湾海峡に派遣しました。

 10月に朴槿恵が訪米したときどんな扱い受けるかでアメリカの姿勢がわかるというものですね。