一日目の夜は、これだけ。コリア・ハウスの伝統芸能公演。

コリア・ハウス入口正面













 チケットを自分で買って見に来たのは、私だけだったのかも・・・。
あとから、西洋人等(英語を話してました。)の20人ぐらいの団体がやってきました。全員、首からカードを下げてて、企業か大学教職員の研修旅行かなと思いました。
 この人たちがよく喋るんです。席についてもしゃべり続けてたんで、公演中もこの調子かなと心配しましたが、公演になったらシーンと静かに。教養ある人たちだったようです。



 なんか文楽の舞台に様子が似てます。舞台の左側にも楽器の奏者がいました。


 当日ホテルについてから、今日の公演を予約できますか?と聞いたんですけど、「大丈夫です。」という返事でした。
 つまりほとんどお客がいない公演みたいです。ここでもJCBカードを使えば30%引き。
 












 見て感じたのは、伝統芸能としては中途半端。「京劇」「歌舞伎」「文楽」「能楽」などの固有名詞がないわけですから、民間の愛好者を観客として集めて興行として成り立ってきた芸能ではないわけです。

 王宮で王様のつれづれを慰めるための、芸能。きれいですけど感動を与えるようなパワーを感じません。

 下の2枚の「サムルノリ」という農村のお祭りの芸能を基にした演奏のほうが競争力があるかもしれません。

 あと、写真貼りませんでしたけど、鼓の形をした音程の違う打楽器4つで合奏するのもありました。2拍子だなあと思ったんですけど、演奏が全てユニゾンなんですよね。4つの楽器がそれぞれ違うリズムを刻むっていうのは、韓国ではやらないんですかね?
 せっかくのリズム感のもちぐされのような気がしました。


 まあ一度見たら、十分ですわ。