日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)/山本 七平

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第二次大戦の日本の敗因を小松真一著『虜人日記』からとり、解説する。抜粋した主要な項目として、
①非常識な前提を「常識」として行動する
②生命としての人間を重視しない
③「芸」を絶対化して合理性を怠る
④「動員数」だけをそろえて実数がない
⑤恐怖心に裏付けられた以外の秩序がない
⑥事故を絶対化するあまり反日感情に鈍感である
読むのにかなり時間がかかりました。でも、さすがに山本七平の本は読む価値がありますね。
私が、日本がなぜ第二次大戦に敗れたのか漠然とイメージしていたことがかなり覆りました。というか「野火」も「虜人日記」も「ゆきゆきて神軍」も読んでないし観てないしあたりまえか・・・。
①は、わかります。竹槍でB29を落とせるとかゆう無茶な話ですよね。
②は、神風特攻隊が、すぐ思い浮かびます。究極まで軽量化したため、打たれたら終わりだっ たというゼロ式戦闘機とか・・・。
③第2次大戦でも、軍刀の訓練ばかりしていたとか。
④この本で初めて知った地名「バシー海峡」。太平洋戦争後半には、米軍潜水艦が多数配置さ れ、多くの日本輸送船を沈めたことから輸送船の墓場と呼ばれた。沈められても沈められて も船がある限り輸送船に満員の人を乗せて出向させた。なぜ・・・?頭数だけそろえる為。
⑤も、以外にも日本軍が米軍の捕虜になったとき、「自分たちで秩序を作れ」と命じられて暴 力が支配する秩序になってしまったそうです。
⑤フィリピンでフィリピン人の協力を得られなかった。
また昔見た成瀬幹夫の戦争中の映画(たしか『浮き雲』)の厭世的な雰囲気の理由がこの本の中にでていて、昔不思議な感覚にとらわれたのを思い出しました。戦争って兵士だけでやるものではなく、技師のような人や普通の女性も戦地に赴くものなんだ。
銃後の守りを鼓舞するため老婦人まで竹槍もって隣組の訓練とか、そんなのを朝日新聞が煽る記事書いててこの本に出てくるんですけど、そのいやらしい文体が、昔、朝日が中国の文化大革命礼賛してた記事の文体とそっくり。書いた人同じなのかな?まさかそんな筈ないですよね。また現在でも、この文体は健在なんですよ。恐ろしいですね。まさに嘘の「常識」を人に強要する文体なんです。
最後に勝ち目のない戦争にはまり込まないためにどうすればいいのか、結論がありました。著者は言いたいことをいえる「自由」が大切だという意見のようです。

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第二次大戦の日本の敗因を小松真一著『虜人日記』からとり、解説する。抜粋した主要な項目として、
①非常識な前提を「常識」として行動する
②生命としての人間を重視しない
③「芸」を絶対化して合理性を怠る
④「動員数」だけをそろえて実数がない
⑤恐怖心に裏付けられた以外の秩序がない
⑥事故を絶対化するあまり反日感情に鈍感である
読むのにかなり時間がかかりました。でも、さすがに山本七平の本は読む価値がありますね。
私が、日本がなぜ第二次大戦に敗れたのか漠然とイメージしていたことがかなり覆りました。というか「野火」も「虜人日記」も「ゆきゆきて神軍」も読んでないし観てないしあたりまえか・・・。
①は、わかります。竹槍でB29を落とせるとかゆう無茶な話ですよね。
②は、神風特攻隊が、すぐ思い浮かびます。究極まで軽量化したため、打たれたら終わりだっ たというゼロ式戦闘機とか・・・。
③第2次大戦でも、軍刀の訓練ばかりしていたとか。
④この本で初めて知った地名「バシー海峡」。太平洋戦争後半には、米軍潜水艦が多数配置さ れ、多くの日本輸送船を沈めたことから輸送船の墓場と呼ばれた。沈められても沈められて も船がある限り輸送船に満員の人を乗せて出向させた。なぜ・・・?頭数だけそろえる為。
⑤も、以外にも日本軍が米軍の捕虜になったとき、「自分たちで秩序を作れ」と命じられて暴 力が支配する秩序になってしまったそうです。
⑤フィリピンでフィリピン人の協力を得られなかった。
また昔見た成瀬幹夫の戦争中の映画(たしか『浮き雲』)の厭世的な雰囲気の理由がこの本の中にでていて、昔不思議な感覚にとらわれたのを思い出しました。戦争って兵士だけでやるものではなく、技師のような人や普通の女性も戦地に赴くものなんだ。
銃後の守りを鼓舞するため老婦人まで竹槍もって隣組の訓練とか、そんなのを朝日新聞が煽る記事書いててこの本に出てくるんですけど、そのいやらしい文体が、昔、朝日が中国の文化大革命礼賛してた記事の文体とそっくり。書いた人同じなのかな?まさかそんな筈ないですよね。また現在でも、この文体は健在なんですよ。恐ろしいですね。まさに嘘の「常識」を人に強要する文体なんです。
最後に勝ち目のない戦争にはまり込まないためにどうすればいいのか、結論がありました。著者は言いたいことをいえる「自由」が大切だという意見のようです。
