サヨナライツカ [DVD]/中山美穂,西島秀俊,石田ゆり子

¥4,179
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「好青年」と周囲から呼ばれ婚約者もいる豊が、結婚前の3ケ月管海外赴任先のタイ・バンコクで出会った謎の美女沓子(とうこ)。互いに惹かれ合いオリエンタルホテルのサマセット・モーム・スイートで逢瀬を重ねるが、3ヶ月後婚約者の来タイとともに沓子はニューヨークに発ち2人は別れる。
25年後に再び仕事の為にタイを訪れた豊は、宿泊先のオリエンタル・ホテルで沓子と劇的な再会をする。
ストーリーだけ追ってると、ものすごい古臭い話なんですよね。沓子が貧乏だったらもろ「愛染かつら」みたいですもの。
では、なぜこんな古臭い話が、21世紀になって、映画化されて大ヒットしたか。映画の最初の場面に出てくる婚約者光子が書いている詩「サヨナライツカ」のおかげでポストモダンな時代位相を獲得してるからだと思いますね。
「現代という時代を、近代が終わった「後」の時代として特徴づけようとする言葉。各人がそれぞれの趣味を生き、人々に共通する大きな価値観が消失してしまった現代的状況を指す。(知恵蔵より)」
以前に読んだ内田樹先生の本にポスト・モダンというのは「これから結婚しようとする若い女性が、別れたあとの準備としてキャリアをつんどこうとかあらかじめ準備しとくような・・・。」思考の枠組みなんだと言っていたのそのものずばりな話になってるんですよね。
愛のあり方そのものは変わってないんですけどね。
2010年公開ですので、撮影当時中山美穂は38歳かなと思うんですけど、25年後のシーンにピッタリの容姿。なんかヒロインとしては魅力がいまいちだと思いました。
原作者辻仁成の夫人として出演したというかそういう条件で映画化権を売ったというか、裏事情がすけてみえてます。出稼ぎの対義語ってないですけど、パリ在住の費用を捻出するのは大変みたいですね。

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「好青年」と周囲から呼ばれ婚約者もいる豊が、結婚前の3ケ月管海外赴任先のタイ・バンコクで出会った謎の美女沓子(とうこ)。互いに惹かれ合いオリエンタルホテルのサマセット・モーム・スイートで逢瀬を重ねるが、3ヶ月後婚約者の来タイとともに沓子はニューヨークに発ち2人は別れる。
25年後に再び仕事の為にタイを訪れた豊は、宿泊先のオリエンタル・ホテルで沓子と劇的な再会をする。
ストーリーだけ追ってると、ものすごい古臭い話なんですよね。沓子が貧乏だったらもろ「愛染かつら」みたいですもの。
では、なぜこんな古臭い話が、21世紀になって、映画化されて大ヒットしたか。映画の最初の場面に出てくる婚約者光子が書いている詩「サヨナライツカ」のおかげでポストモダンな時代位相を獲得してるからだと思いますね。
「現代という時代を、近代が終わった「後」の時代として特徴づけようとする言葉。各人がそれぞれの趣味を生き、人々に共通する大きな価値観が消失してしまった現代的状況を指す。(知恵蔵より)」
以前に読んだ内田樹先生の本にポスト・モダンというのは「これから結婚しようとする若い女性が、別れたあとの準備としてキャリアをつんどこうとかあらかじめ準備しとくような・・・。」思考の枠組みなんだと言っていたのそのものずばりな話になってるんですよね。
愛のあり方そのものは変わってないんですけどね。
2010年公開ですので、撮影当時中山美穂は38歳かなと思うんですけど、25年後のシーンにピッタリの容姿。なんかヒロインとしては魅力がいまいちだと思いました。
原作者辻仁成の夫人として出演したというかそういう条件で映画化権を売ったというか、裏事情がすけてみえてます。出稼ぎの対義語ってないですけど、パリ在住の費用を捻出するのは大変みたいですね。