スティーブン・ソダーバーグ『エリン・ブロコビッチ』

エリン・ブロコビッチ　コレクターズ・エディション [DVD]/ジュリア・ロバーツ,アルバート・フィニー,アーロン・エッカート

￥1,480
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　3人の子供を抱えるシングル・マザーのエリンは無職。子供を抱えていては職探しもままならず、その上、交通事故にあってしまう。しかも、負傷したにもかかわらず賠償金を得ることも出来ず、生活に窮するようになってしまう。そこでエリンは自分を弁護したエドワードに、負けたのだから仕事を斡旋するように要求、半ば強引に彼の事務所で働くようになる。

　６価クロムの公害病訴訟で活躍したエリンの実話にも続くサクセス・ストーリー。

　この映画でジュリア・ロバーツがアカデミー賞を取ってるのですが、すごく上手い映画の選び方。実際のエリンも美人コンテストの優勝したことがある人なのでジュリアみたいな美人女優がやっても不思議のない役柄ですが、ジュリア・ロバーツってほんとに綺麗だなと思っていしまいました。こういう人が、こういう固い映画で張り切って演じてアカデミー賞っていうのは、「よく頑張ったで賞」みたいな感じですね。

　アメリカの大企業の悪徳ぶりみたいな物も良くわかって、共産主義に勝利したからと言って、資本主義は善ではないのだということをこういう映画観て勉強するのも良いかもしれません。

　訴訟に勝ったとたんに法律事務所が大きなビルに引っ越したりする現金さも、アメリカン・ドリームしててわかりやすくていいのかもしれません。