「反日」日本人の正体/井沢 元彦

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日本を歪めた「反日」日本人の罪を問う!
北朝鮮による日本人拉致問題が長期間にわたって黙殺されてきたのは、朝日新聞を中心とする親北朝鮮派のメディア、識者、政治家たちが、事件の真相を追及することなく放置してきたからに他ならない。彼らは戦後民主主義という呪縛に捕らわれ、「国民の生命・安全を守る」という国家の基本的な理念よりも「北朝鮮や中国の意向」を重要視するという愚行を犯し続けた。それが、現代日本の歪みを生みだしたのである。
北朝鮮問題に限らず、数多くの問題に関して、彼ら「反日日本人」がこれまでにいかに国民を欺いてきたのか、その責任を問う。
昨夜、金正日が死んだというニュースに接したのとこの本が届いたのがほぼ同時だったんですが、井沢氏の読みやすい文体で一気読みしました。
この本で俎上に乗せられている者の本体は朝日新聞。朝日新聞の批判の書になっているといっても過言ではありません。
特に拉致が北朝鮮の仕業とわかってからの朝日新聞の悪いと認めずに方向転換する巧妙な論調の変遷を丹念に追って行く井沢氏は、作家に転向してからもジャーナリストの魂は捨ててないと言う感じです。
そしてその正体は、アメリカの人種差別主義者に似た存在だと言っています。「反日」という、日本と言う国に対する差別があり、同時に「左翼」という共産主義に対する強烈な「信仰」がある。
この本は、2004年の発刊なのでそれから7年経って、北朝鮮の礼讃もやれなくなり、最近は朝日の論調も大分中道よりになってきているように見えます。
しかし、例えばこんな記事:日本と韓国―人道的打開策を探ろう(朝日)
野田首相と李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領との首脳会談は、これまでとうって変わり、元慰安婦の問題をめぐる重い言葉が交わされた。
個人が受けた被害にどう向きあうかは、歴史認識や領土問題とともに、双方の国民の感情に直接響きあう。ナショナリズムにも流されやすい。
それだけに政治指導者は、互いに信頼を築き、冷静にことにあたる努力を続けねばならぬ。
李大統領は日本との公式会談の場で初めて、元慰安婦問題を論じた。「日本政府が認識を変えれば直ちに解決できる」と訴え、「誠意ある温かい心」に基づく対応を求めた。
なぜそう主張するのか、歴史的にわからないではない。
日本政府は、1965年の国交正常化時の協定で完全解決したとの立場を一貫してとる。野田首相もそう主張した。
けれども、正常化交渉の当時に想定していなかった問題が後になって出てきた。元慰安婦はその典型的な例だ。
今年、韓国政府は憲法裁判所から、日本への個人賠償請求を「交渉しないのは憲法違反」と断じられた。米国との貿易協定や政治腐敗をめぐる政権批判も強まるいま、元慰安婦問題の進展を迫る世論を無視できない。そんな事情もあった。
ただここで、韓国の人たちに知ってほしい点もある。
国交正常化で日本が払った資金を、当時の朴正熙(パク・チョンヒ)政権は個人への償いではなく経済復興に注いだ。それが「漢江の奇跡」といわれる高成長をもたらした。
また、元慰安婦への配慮がなかったとの思いから、日本は政府資金も入れて民間主導のアジア女性基金が償い事業をした。
この事業は日本政府の明確な賠償でないとして、韓国で受け入れられなかったのは残念だったが、当時の橋本首相ら歴代首相のおわびの手紙も用意した。韓国は韓国で独自の支援をしたけれど、日本が何もしてこなかったわけではないのだ。
元慰安婦は高齢化し、何人もが亡くなっている。なのに尊厳は侵されて報われぬままという怨念が、支援団体がソウルの日本大使館前にたてた「記念像」につながった。
野田首相は李大統領との会談で「人道主義的な見地から知恵を絞っていこう」と語った。
問題を打開する糸口は、ここにあるのではないか。65年の協定で解決したかしていないかではなく、人道的に着地点を見いだしていく。
それは行政ではなく、政治の仕事だ。日韓の政治がともに探る。そういう時期にきている。12月19日付け
一見、日本を擁護するような論調ですが、立ち位置は韓国側の主張の擁護にある。「日本は謝ってない訳じゃないんだよ。」というわけです。自分が捏造した騒ぎで韓国人を調子づかせたんだろう。慰安婦像を「記念像」などと言い換えるところにも捏造根性の片鱗が現れています。性懲りもなく。
しかし、朝日の発行部数は公称でも800万部を割り込んで、最近は広告収入が激減したので購読収入に頼っているとか。日本の新聞がいまだに大部数を誇っているのも宅配制度のせいで、つまりテレビ欄しかみないような中身を読まない人に支えられているのがいまの新聞メディアなのです。
自分が「反日」日本人ではないと自負のある方は、朝日や毎日を取るのを止めていただきたいです。

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日本を歪めた「反日」日本人の罪を問う!
北朝鮮による日本人拉致問題が長期間にわたって黙殺されてきたのは、朝日新聞を中心とする親北朝鮮派のメディア、識者、政治家たちが、事件の真相を追及することなく放置してきたからに他ならない。彼らは戦後民主主義という呪縛に捕らわれ、「国民の生命・安全を守る」という国家の基本的な理念よりも「北朝鮮や中国の意向」を重要視するという愚行を犯し続けた。それが、現代日本の歪みを生みだしたのである。
北朝鮮問題に限らず、数多くの問題に関して、彼ら「反日日本人」がこれまでにいかに国民を欺いてきたのか、その責任を問う。
昨夜、金正日が死んだというニュースに接したのとこの本が届いたのがほぼ同時だったんですが、井沢氏の読みやすい文体で一気読みしました。
この本で俎上に乗せられている者の本体は朝日新聞。朝日新聞の批判の書になっているといっても過言ではありません。
特に拉致が北朝鮮の仕業とわかってからの朝日新聞の悪いと認めずに方向転換する巧妙な論調の変遷を丹念に追って行く井沢氏は、作家に転向してからもジャーナリストの魂は捨ててないと言う感じです。
そしてその正体は、アメリカの人種差別主義者に似た存在だと言っています。「反日」という、日本と言う国に対する差別があり、同時に「左翼」という共産主義に対する強烈な「信仰」がある。
この本は、2004年の発刊なのでそれから7年経って、北朝鮮の礼讃もやれなくなり、最近は朝日の論調も大分中道よりになってきているように見えます。
しかし、例えばこんな記事:日本と韓国―人道的打開策を探ろう(朝日)
野田首相と李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領との首脳会談は、これまでとうって変わり、元慰安婦の問題をめぐる重い言葉が交わされた。
個人が受けた被害にどう向きあうかは、歴史認識や領土問題とともに、双方の国民の感情に直接響きあう。ナショナリズムにも流されやすい。
それだけに政治指導者は、互いに信頼を築き、冷静にことにあたる努力を続けねばならぬ。
李大統領は日本との公式会談の場で初めて、元慰安婦問題を論じた。「日本政府が認識を変えれば直ちに解決できる」と訴え、「誠意ある温かい心」に基づく対応を求めた。
なぜそう主張するのか、歴史的にわからないではない。
日本政府は、1965年の国交正常化時の協定で完全解決したとの立場を一貫してとる。野田首相もそう主張した。
けれども、正常化交渉の当時に想定していなかった問題が後になって出てきた。元慰安婦はその典型的な例だ。
今年、韓国政府は憲法裁判所から、日本への個人賠償請求を「交渉しないのは憲法違反」と断じられた。米国との貿易協定や政治腐敗をめぐる政権批判も強まるいま、元慰安婦問題の進展を迫る世論を無視できない。そんな事情もあった。
ただここで、韓国の人たちに知ってほしい点もある。
国交正常化で日本が払った資金を、当時の朴正熙(パク・チョンヒ)政権は個人への償いではなく経済復興に注いだ。それが「漢江の奇跡」といわれる高成長をもたらした。
また、元慰安婦への配慮がなかったとの思いから、日本は政府資金も入れて民間主導のアジア女性基金が償い事業をした。
この事業は日本政府の明確な賠償でないとして、韓国で受け入れられなかったのは残念だったが、当時の橋本首相ら歴代首相のおわびの手紙も用意した。韓国は韓国で独自の支援をしたけれど、日本が何もしてこなかったわけではないのだ。
元慰安婦は高齢化し、何人もが亡くなっている。なのに尊厳は侵されて報われぬままという怨念が、支援団体がソウルの日本大使館前にたてた「記念像」につながった。
野田首相は李大統領との会談で「人道主義的な見地から知恵を絞っていこう」と語った。
問題を打開する糸口は、ここにあるのではないか。65年の協定で解決したかしていないかではなく、人道的に着地点を見いだしていく。
それは行政ではなく、政治の仕事だ。日韓の政治がともに探る。そういう時期にきている。12月19日付け
一見、日本を擁護するような論調ですが、立ち位置は韓国側の主張の擁護にある。「日本は謝ってない訳じゃないんだよ。」というわけです。自分が捏造した騒ぎで韓国人を調子づかせたんだろう。慰安婦像を「記念像」などと言い換えるところにも捏造根性の片鱗が現れています。性懲りもなく。
しかし、朝日の発行部数は公称でも800万部を割り込んで、最近は広告収入が激減したので購読収入に頼っているとか。日本の新聞がいまだに大部数を誇っているのも宅配制度のせいで、つまりテレビ欄しかみないような中身を読まない人に支えられているのがいまの新聞メディアなのです。
自分が「反日」日本人ではないと自負のある方は、朝日や毎日を取るのを止めていただきたいです。