セレブの種 [DVD]/アンソニー・マッキー,ケリー・ワシントン,エレン・バーキン

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 ハーヴァード大学を卒業し、バイオテクノロジー企業で働くジャックは、企業内部の証券詐欺を告発したために解雇され、資産も凍結されてしまう。そんな時、かつてのジャックの恋人で、今はレズビアンのファティマが、パートナーとの間に子供を持ちたい為にジャックに目をつけ、精子を提供すれば大金を支払うと持ちかけた。

 『セレブの種』っていうタイトルは全く映画の内容とはかけ離れています。原題は"She Hate Me"。Hateが原形になっているので仮定法現在になって、訳すなら「もしも彼女が俺を憎むなら、(子種をもらいにくるだろうか。)」ぐらいなのかなと思います。黒人英語かもしれませんが・・・。

 黒人、内部告発者、レズビアンなど少数者をテーマに取り上げた内容になっています。私は、スパイク・リー監督の他の映画を見た事がないのですが、きっとこの監督自身のテーマではないかと思います。

 レズビアンのカップルが子供を持ちたいと言ってジャックのところにやってくるわけですが、なんだか不思議な感覚に襲われた。これって未来の家族関係がこういう風になる可能性の示唆ではないかと。
 
 経済社会の体質が変わって、女性の経済力が上がってきたら、男は子種さへ与えてくれれば良い存在になって行くって考えたことのある人は多いと思うのですけど、この映画の結末がとても示唆的です。一夫多妻に同性愛を一家族で実現するという創造的な家族関係が可能だという・・・。ただ男性が使い捨てられるのではないところが救いかも・・・。

 一番おかしかったのが、ゴッド・ファーザーの真似をするマフィアの親分のシーン。モニカ・ベルッチがマフィアのレズビアンの娘役で出ています。

 R-18指定です。