海角七号/君想う、国境の南 [DVD]/ファン・イーチェン,田中千絵,中孝介

¥4,935
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日本統治時代、台湾最南の町恒春に赴任した日本人教師が、日本名小島友子という台湾人の教え子と恋に落ちる。 終戦の後、駆け落ちを約束していた友子を台湾の港に残して、彼は内地に戻る引揚船に乗った。そして、日本への7日間の航海中毎日恋文を書き綴ったのだった。
彼が友子と別れた約60年後。台北でミュージシャンとしての成功を夢見て挫折した阿嘉(以降アガと表記・范逸臣)が、故郷の恒春に戻ってきた。町議会議長を務める洪は、怪我で休暇中の茂じいさんの代わりとして、アガに郵便配達の仕事を世話する。 ある日、アガはあて先不明の日本からの郵便物を見つける。それは、60年前の日本人教師の娘が、死亡した父親の遺品から投函できなかった恋文を発見し、台湾に郵送したものだった。中身に興味を持ったアガは封を破ってしまうが、開封しても日本語の手紙は読めず、古い日本統治時代の住所である「高雄州恒春郡海角七番地」を知る者もいなかった。
その間、墾丁国家公園の中にあるリゾートホテルでは、中孝介のビーチコンサートの計画が進んでいた。だが「コンサートに出演するバンドのメンバーは地元の人間から選出されるべきだ」と主張する町議長が、オーディションを行なうことに。結果、アガを中心に6人の地元の人々の前座バンドが結成されたが、年齢、キャリア、モチベーションが全く違うメンバーたちは練習すら上手くいかない。そんな彼らのマネージゃーとして、中国語が話せるためにたまたま恒春に来ていた友子(田中千絵)という売れない日本人ファッションモデルに白羽の矢が立つ。
さまざまなアクシデントやトラブルを乗り越え、彼らはビーチコンサートを成功させることができるのか。そして、日本人教師が綴った恋文の行方は・・・。
こういう台湾の日本への愛情を描写した映画を観ると、とても不可思議な気持ちになってしまいます。つい理由を詮索したくなってしまう。台湾は中国に嫌悪感があるので、日本に親和的になるのだろうとか・・・。
でも、好きに理由を求めなくても良いのかなと思います。好きは好きなんですよね。台湾の人が日本を好きならありがたく受けておきましょう。
町議長や茂じーさんの場面がコメディとしてとても可笑しいし、音楽もいいです。特に特殊撮影が良くて、コンサートの場面がとても印象的に撮れています。
日本好きでも、民族的には中国系の人たちでユーモアのセンスも中国的です。南国ののんびりした雰囲気も好印象。
中孝介の歌がさわりだけなのがちょっと残念かな。

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日本統治時代、台湾最南の町恒春に赴任した日本人教師が、日本名小島友子という台湾人の教え子と恋に落ちる。 終戦の後、駆け落ちを約束していた友子を台湾の港に残して、彼は内地に戻る引揚船に乗った。そして、日本への7日間の航海中毎日恋文を書き綴ったのだった。
彼が友子と別れた約60年後。台北でミュージシャンとしての成功を夢見て挫折した阿嘉(以降アガと表記・范逸臣)が、故郷の恒春に戻ってきた。町議会議長を務める洪は、怪我で休暇中の茂じいさんの代わりとして、アガに郵便配達の仕事を世話する。 ある日、アガはあて先不明の日本からの郵便物を見つける。それは、60年前の日本人教師の娘が、死亡した父親の遺品から投函できなかった恋文を発見し、台湾に郵送したものだった。中身に興味を持ったアガは封を破ってしまうが、開封しても日本語の手紙は読めず、古い日本統治時代の住所である「高雄州恒春郡海角七番地」を知る者もいなかった。
その間、墾丁国家公園の中にあるリゾートホテルでは、中孝介のビーチコンサートの計画が進んでいた。だが「コンサートに出演するバンドのメンバーは地元の人間から選出されるべきだ」と主張する町議長が、オーディションを行なうことに。結果、アガを中心に6人の地元の人々の前座バンドが結成されたが、年齢、キャリア、モチベーションが全く違うメンバーたちは練習すら上手くいかない。そんな彼らのマネージゃーとして、中国語が話せるためにたまたま恒春に来ていた友子(田中千絵)という売れない日本人ファッションモデルに白羽の矢が立つ。
さまざまなアクシデントやトラブルを乗り越え、彼らはビーチコンサートを成功させることができるのか。そして、日本人教師が綴った恋文の行方は・・・。
こういう台湾の日本への愛情を描写した映画を観ると、とても不可思議な気持ちになってしまいます。つい理由を詮索したくなってしまう。台湾は中国に嫌悪感があるので、日本に親和的になるのだろうとか・・・。
でも、好きに理由を求めなくても良いのかなと思います。好きは好きなんですよね。台湾の人が日本を好きならありがたく受けておきましょう。
町議長や茂じーさんの場面がコメディとしてとても可笑しいし、音楽もいいです。特に特殊撮影が良くて、コンサートの場面がとても印象的に撮れています。
日本好きでも、民族的には中国系の人たちでユーモアのセンスも中国的です。南国ののんびりした雰囲気も好印象。
中孝介の歌がさわりだけなのがちょっと残念かな。