<出生率>2年ぶり上昇 1.39、少子化傾向変わらず
2011年6月2日(木)13:00
 厚生労働省は1日、2010年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの数に相当)が1・39となり、前年を0・02ポイント上回ったと発表した。上昇は2年ぶりだが、1・37で横ばいだった08、09年をはさみ、06年以降の上昇基調は続いている。ただ、出産しやすい年齢(15~49歳)の女性人口は減り続けていて、全体の出生数は0・1%増の107万1306人にとどまった。少子化傾向に歯止めが掛かったとはいえない状況だ。

 同出生率は05年に1・26と過去最低を記録した後、上昇傾向に転じている。厚労省は晩婚化が定着し、増え続けている30代で出産する人の出生数が、集計に反映され始めたのが原因とみている。第1子出産時の平均年齢は29・9歳。前年より0・2歳上昇した。

 しかし、最も出生率が高かった30~34歳の女性が14万人減るなど、15~49歳の女性は3万9000人減少した。この傾向は続いており、1人が何人産んだかを示す合計特殊出生率は増えても、全体の出生数が増加傾向に転じたわけではない。【堀井恵里子】毎日新聞


 わたしが考えたんであてにはならないですけど、これから毎年出生率が回復して行き、出生数は横ばいで安定し、日本の人口は9000万人から1億人くらいで安定すると予想しています。40年ぐらい経って日本の合計特出生率が2ぐらいに回復し、人口が9000万人ぐらいだったら、私の予測が当たっていたと言えるかもしれないけど、その時まで生きてないと思いますので。

 根拠は、昨年生まれた赤ちゃんの数に平均余命83歳をかけると、88,918,398人のなるので、平均寿命の伸びを計算にいれてもプラス1千万人ぐらいで総人口1億が上限、これから105万人から107万人くらいで赤ちゃんの数は安定して行くのではないかなと思っています。

 なぜそんなに出生率が上がって行くのかというと、死亡数がこれからどんどん増えて行くからです。日本と言う混み合った島国で暮らせる人の人数は1億人ぐらいが限度で、それを生物の本能で日本人が感じとっているからというのが私の直感的理論。

 どうでもいいですけど、出生率が少しでも回復してよかったです。年金財政のためにも。