経済学を学ぶ (ちくま新書)/岩田 規久男

¥756
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交換と市場、需要と供給、企業・政府などミクロ経済学の基本問題から、国民所得、財政金融政策などマクロ経済学の基礎までを、豊富な事例とたくみな比喩で説く明快な入門書であると共に、今日の複雑な経済・社会を正しく読み解きたいという読者にむけて、現実の経済・金融問題などを幅広くとりあげ解説する、役に立つ生きた「再」入門書。
とてもわかりやすい経済学の教科書。これくらいの事を高校で教えるべきではないかと私など思いますね。そうしたら経済学部に行くモティベーションを持てる学生が増えるのではないでしょうか。
映画の学生割引や、フル・ムーンパスなどを例に出してミクロ経済学の価格弾力性の説明をするところなど、岩田先生が世の中の様々な事に経済学的観点から興味をいだいてらっしゃるのがわかります。経済学が好きというのが伝わってきますね。
小気味いいのは、マルクス主義経済の説明がばっさり割愛されているところ。市場経済に劣っていたことが80年代に実証されたので、資本主義が崩壊し社会主義、共産主義にによって取って代わられるという主張は「とんでも経済学理論」だったわけです。
いまでも左翼やっている人は、この当たりの本を読んで頭を入れ変えるべきですね。

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いまでも左翼やっている人は、この当たりの本を読んで頭を入れ変えるべきですね。