
鰻の卵が発見されました。発見したのは、東京大大気海洋研究所の塚本勝巳教授や水産総合研究センターなどのチーム。
鰻の卵は、直径0.5mm。水の中に浮かぶそんな小さな物をどうやって見つけるのやら。
私が子供の頃男の子(なぜか男の子は科学的な噂が好き。)が「鰻の産卵場所は深海の奥底でそれを発見したらノーベル賞確実なんだよ。」とよく言っていました。
それから、約40年。現実になったんですから。
すごい快挙。きっとまた天皇陛下もお喜びだろうと思います。
でも、よく考えるとノーベル何賞が確実なんだろう。ノーベル賞には生物学賞というのはなかったような。文学賞や平和賞や経済学賞は論外だし、化学賞も物理学賞も医学・生理学賞もなんかジャンルじゃないような。
昔は、ノーベル賞についてもあまりきちんとは知られていなかったんですね。今改めてそう思います。すごく難しい事を解明したらノーベル賞だっていう言い回しが今よりずっとよく使われてました。
昔の日本人の方が未来に大志を抱いていたと言うか夢を持っていたと言うか・・・。
でもそういう夢を抱き続けて、あきらめず努力を重ねてきた人たちがいたんだなというところが感動的です。