とても素晴らしいブログを偶然見つけてしまいましたのでご紹介します。
ニートの海外就職日記
シンガポールで外資系企業に勤める28歳の若者が、日本の労働環境問題をぶった切っています。
昔私が学卒で入った会社にもいた、誰に教えられたわけでもないのに「有給休暇っていうのは病気のときのために取っておくものだ。遊びのために取るもんじゃない。」みたいなことをいう係長位のおじさん。そういう自分から自分の人生を会社に差し出して、あまつさへそういう変な「価値観」を目下の社員たちに押し付ける人の事を彼は「社畜」とレッテル貼ってます。まあ、この言葉は昔からすでにあったなあとは思いますが、しばらくぶりに否定的に聞いて心地よかったです。
また日本人は、「労働=労道」にしてしまっている。人生を仕事に捧げてしまっている。空気や同調圧力で日本の職場はがんじがらめになって、そんな気がない人までそういう「社畜」にひきずられてしまっている。みんなで一緒に不幸になりましょうという社会になっている。
私は、彼の意見にほぼ100%賛成です。
何故、日本では神のような質の高いサービスがお客に対して提供されるのか。その裏側で、なぜこうも過労死、うつ病、自殺というような不幸が多く起こるのか。
という日本の現状の分析と、これからこういう「空気」を変えていこうとブログで主張しているところが立派だなと思います。
「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3))/山本 七平

¥490
Amazon.co.jp
日本の社会がどういう力で動くかを常に見事に言い当てていたすぐれた思想家、山本七平の名著。ついで読んでもらうとよいと思います。
ニートの海外就職日記
シンガポールで外資系企業に勤める28歳の若者が、日本の労働環境問題をぶった切っています。
昔私が学卒で入った会社にもいた、誰に教えられたわけでもないのに「有給休暇っていうのは病気のときのために取っておくものだ。遊びのために取るもんじゃない。」みたいなことをいう係長位のおじさん。そういう自分から自分の人生を会社に差し出して、あまつさへそういう変な「価値観」を目下の社員たちに押し付ける人の事を彼は「社畜」とレッテル貼ってます。まあ、この言葉は昔からすでにあったなあとは思いますが、しばらくぶりに否定的に聞いて心地よかったです。
また日本人は、「労働=労道」にしてしまっている。人生を仕事に捧げてしまっている。空気や同調圧力で日本の職場はがんじがらめになって、そんな気がない人までそういう「社畜」にひきずられてしまっている。みんなで一緒に不幸になりましょうという社会になっている。
私は、彼の意見にほぼ100%賛成です。
何故、日本では神のような質の高いサービスがお客に対して提供されるのか。その裏側で、なぜこうも過労死、うつ病、自殺というような不幸が多く起こるのか。
という日本の現状の分析と、これからこういう「空気」を変えていこうとブログで主張しているところが立派だなと思います。
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