ふしぎの国のアリス [DVD]/ディズニー

¥2,940
Amazon.co.jp
静かな川の野原で、アリスがお姉さんと一緒に歴史の本を読んでいると、チョッキを着ている白うさぎが大きな懐中時計を持って走っているのを見つけ、必死で白うさぎを追いかけた。彼女は白うさぎを追いかけて大きなトンネルに入り、その先にあった穴に落ちた。穴の一番下まで落ちると、白うさぎが走っている。
アリスはうさぎを追いかけ、奇妙な部屋にたどり着いた。そこには小さいドアがあって、開けようとすると、取っ手がしゃべって「大きすぎて入れないから無理」と言われた。
アリスがどうしようかと悩んでいたところ、不意にガラスのテーブルが出てきた。テーブルの上には、瓶があって、その中の紙に「私を飲んで」と書いてあった。アリスがそれを飲むと、身長が約3cmに縮んだ。そこでアリスはドアを開けようとしたが、肝心な鍵を忘れていたので入れなかった。
アリスがまた悩んだところ、今度はクッキーがたくさん入った箱が不意に出てきた。そのクッキーには「私を食べて」と書いてあった。アリスがそれを食べると部屋につかえる程大きくなった。アリスは泣き出して、涙で部屋は水浸しになり、彼女はさっきの瓶の中身の残りを飲んだ。そして、また小さくなると瓶の中に入り込み、涙に浮かんでしゃべった取っ手の口を通り抜け……。
あまり、ディズニーのアニメを見たことがないのですけど、最近実写の「Alice in Wonderland」を見て幻滅したんですよね。それでアニメはどうなのかと思ってDVDを借りて見ました。
『不思議の国のアリス』の最初の見せ場は、瓶の薬を飲んで小さくなり、クッキーを食べて大きくなりというところだと思うので、そこは原作通りで実写の方も面白かったです。アニメも同様。
いかれ帽子屋が出てくる場面は、実写も良かったです。デップの帽子屋は魅力がありました。
でも、最後の戦闘シーンは「なにこれ」と言う感じでした。指輪物語かい。
アニメの方は、バラを赤く塗るシーンやトランプの兵隊たちが出てくるシーンが原作の雰囲気にやや近いのかなと言う感じでした。真剣な戦闘シーンは「不思議・・・」という感じからかけ離れてしまいます。まだしも、アニメの方が原作の雰囲気を伝えようと言う努力の跡を感じます。
チェシャ猫のにやにや笑い(Grinning)が、猫が消えた後も空中に残ったというような描写って、映像にしたらどうなってしまうのか、大変ですよね。宮崎駿の『となりのトトロ』の猫バスは、このチェシャ猫からイメージを借りたんだろうなと思います。
それぐらい原作は完璧なWonderlandなんですよね。アニメのアリスは、のべつまくなく喋っていてちょっと原作より大人びた印象になっているのが残念。
子供の頃、この『アリス』の塗り絵でトランプの兵隊たちをクレヨンでぐちゃぐちゃにして遊んだことのある私としては、トランプの兵隊たちの動きがもっと面白いと良かったなあと思います。
1951年、今から60年も前の作品です。昔のディズニーアニメに特徴的な、ゆったりとした動きが見られる鮮やかな色彩のフル・アニメーションです。

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静かな川の野原で、アリスがお姉さんと一緒に歴史の本を読んでいると、チョッキを着ている白うさぎが大きな懐中時計を持って走っているのを見つけ、必死で白うさぎを追いかけた。彼女は白うさぎを追いかけて大きなトンネルに入り、その先にあった穴に落ちた。穴の一番下まで落ちると、白うさぎが走っている。
アリスはうさぎを追いかけ、奇妙な部屋にたどり着いた。そこには小さいドアがあって、開けようとすると、取っ手がしゃべって「大きすぎて入れないから無理」と言われた。
アリスがどうしようかと悩んでいたところ、不意にガラスのテーブルが出てきた。テーブルの上には、瓶があって、その中の紙に「私を飲んで」と書いてあった。アリスがそれを飲むと、身長が約3cmに縮んだ。そこでアリスはドアを開けようとしたが、肝心な鍵を忘れていたので入れなかった。
アリスがまた悩んだところ、今度はクッキーがたくさん入った箱が不意に出てきた。そのクッキーには「私を食べて」と書いてあった。アリスがそれを食べると部屋につかえる程大きくなった。アリスは泣き出して、涙で部屋は水浸しになり、彼女はさっきの瓶の中身の残りを飲んだ。そして、また小さくなると瓶の中に入り込み、涙に浮かんでしゃべった取っ手の口を通り抜け……。
あまり、ディズニーのアニメを見たことがないのですけど、最近実写の「Alice in Wonderland」を見て幻滅したんですよね。それでアニメはどうなのかと思ってDVDを借りて見ました。
『不思議の国のアリス』の最初の見せ場は、瓶の薬を飲んで小さくなり、クッキーを食べて大きくなりというところだと思うので、そこは原作通りで実写の方も面白かったです。アニメも同様。
いかれ帽子屋が出てくる場面は、実写も良かったです。デップの帽子屋は魅力がありました。
でも、最後の戦闘シーンは「なにこれ」と言う感じでした。指輪物語かい。
アニメの方は、バラを赤く塗るシーンやトランプの兵隊たちが出てくるシーンが原作の雰囲気にやや近いのかなと言う感じでした。真剣な戦闘シーンは「不思議・・・」という感じからかけ離れてしまいます。まだしも、アニメの方が原作の雰囲気を伝えようと言う努力の跡を感じます。
チェシャ猫のにやにや笑い(Grinning)が、猫が消えた後も空中に残ったというような描写って、映像にしたらどうなってしまうのか、大変ですよね。宮崎駿の『となりのトトロ』の猫バスは、このチェシャ猫からイメージを借りたんだろうなと思います。
それぐらい原作は完璧なWonderlandなんですよね。アニメのアリスは、のべつまくなく喋っていてちょっと原作より大人びた印象になっているのが残念。
子供の頃、この『アリス』の塗り絵でトランプの兵隊たちをクレヨンでぐちゃぐちゃにして遊んだことのある私としては、トランプの兵隊たちの動きがもっと面白いと良かったなあと思います。
1951年、今から60年も前の作品です。昔のディズニーアニメに特徴的な、ゆったりとした動きが見られる鮮やかな色彩のフル・アニメーションです。