生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)/福岡 伸一

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 福岡伸一先生のベストセラー『生物と無生物のあいだ』。ちょっと、読むのに時間がかかりました。


 生物を定義するのってかなり難しいことらしい。昔、生物を定義するコード言語の頭文字をとった単語が"CITROEN"だと漫画で読んだことがあったのだけど、検索しても出て来ませんでした。ことほど、インターネットで調べられる知識は薄っぺらいものです。若い人は、最終的には図書館に行ってくださいね。

 この本の中で、福岡先生が自身で生物を定義した言葉が「動的平衡」らしい。

 しかし、これでは意味わからないですよね。

 もっと定義している対象物が想像できる言葉でないとうまくはないよな。


 
 いつもながら、文章力は確か。ノーベル賞学者たちの賞をめぐる内幕も興味深い話です。