Shall we ダンス? [DVD]/役所広司,草刈民代,竹中直人

¥3,455
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ボタン会社の経理課課長として、優しい妻やちょっぴり生意気だが可愛い一人娘にも恵まれ、念願だった一軒家も手に入れて、仕事や家庭に何の不満もない杉山正平。しかし、彼には満ち足りない何かがあった。正平は、ある日の会社の帰り、電車の中から見えるダンス教室の窓に、物憂げに佇むひとりの女性岸川舞を見つける。その美しい姿に目を奪われた彼は、数日後、そのダンス教室を訪れ社交ダンスを習い始めることに。
ほんの「スケベ心」から、家族にも会社にも内緒でダンスを習い始めた正平であったが、社交ダンスの魅力と会社の同僚青木富夫や有閑マダム然とした高橋豊子といった個性的な仲間との交流を通じて純粋にダンスにのめり込んでいく。また、ある事件から最初は正平に心を閉ざしていた舞であったが、正平のダンスへのひたむきな姿を見るうちに、だんだんと心を開いてゆき、自らの心の傷も癒えることを覚える。一方、正平の妻は急に帰宅が遅くなったことに、浮気しているのではと心配し探偵を雇い正平の身辺調査を始める。
舞らの後押しで正平は豊子とペアを組んで東関東アマチュアスポーツダンス大会に出場することとなり、観衆の前で猛特訓の成果を披露することとなるのだが…。
Shall We Dance ?(初回限定版) [DVD]/リチャード・ギア,ジェニファー・ロペス,スーザン・サランドン

¥3,990
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オリジナルとリメイクを比較して、どっちが優れているなんていう野暮なことを言う気は全くないです。
オリジナル版は、ほんとに完璧な映画ですし、この自然で巧みな演出で物語を語っていく手腕は現在の日本の映画界屈指のものだと思います。周防監督は、独りよがりな解りにくい演出は決してしませんね。
リメイクで違う所は、主人公が妻にダンスを習うことを隠す理由です。アメリカでダンスが恥ずかしいなんて誰も思わない筈ですから、ここは脚本家が苦労するところだったと思います。それがとても自然に中年男性のアイデンティティ・クライシスにはまるように書きかえられているところが見事だと思いました。
ハリウッド映画は総じて、原作をシナリオ化するのがうまいなあと思います。脚本家が組合作ってスト出来るだけの力量を作品を通じて示していると思います。
主人公の演技に関しては、役所さんに軍配を上げたいです。上手いです。作品の品格を彼が決めてしまっているぐらいの演技力だと思います。恰好がいいのはギアの方。ダンスもホントに練習したんだなと言う踊りを披露しているし、なにより燕尾服を着たのが似合いすぎですよね。役所広司ではこうはいきません。
草刈民代とジェニファー・ロペスを比較すると憧れの君という雰囲気は草刈さんのほうがあったかもしれないと思います。でもセリフの演技が素人ですから、全体的にはジェニファーの方が不安なく観れるかなと思います。
竹中直人とスタンリー・トゥィッチはどうでしょう。竹中さんはいるだけで可笑しいからな。スタンリーはゲイっぽい演技で頑張ってますね。
リメイク版では、"Shall We Dance?"をフレッド・アステアの映画『踊らんかな』から取っていると匂わせるシーンもあります。でも、燕尾服で踊ればなんでもフレッド・アステアなんだと思うのがアメリカ人みたいですけど、アステアのダンスはボール・ルーム・ダンスではないですからね。アステアの映画を見ていただけば判るのですけど、アステアが相当前傾した姿勢で踊っている場面が見られます。社交ダンスで前のめりで踊るなんてありえないです。舞台のダンサーなんです。
オリジナル版の方は、特に繰り返し見られる名作だと思います。

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ほんの「スケベ心」から、家族にも会社にも内緒でダンスを習い始めた正平であったが、社交ダンスの魅力と会社の同僚青木富夫や有閑マダム然とした高橋豊子といった個性的な仲間との交流を通じて純粋にダンスにのめり込んでいく。また、ある事件から最初は正平に心を閉ざしていた舞であったが、正平のダンスへのひたむきな姿を見るうちに、だんだんと心を開いてゆき、自らの心の傷も癒えることを覚える。一方、正平の妻は急に帰宅が遅くなったことに、浮気しているのではと心配し探偵を雇い正平の身辺調査を始める。
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オリジナル版は、ほんとに完璧な映画ですし、この自然で巧みな演出で物語を語っていく手腕は現在の日本の映画界屈指のものだと思います。周防監督は、独りよがりな解りにくい演出は決してしませんね。
リメイクで違う所は、主人公が妻にダンスを習うことを隠す理由です。アメリカでダンスが恥ずかしいなんて誰も思わない筈ですから、ここは脚本家が苦労するところだったと思います。それがとても自然に中年男性のアイデンティティ・クライシスにはまるように書きかえられているところが見事だと思いました。
ハリウッド映画は総じて、原作をシナリオ化するのがうまいなあと思います。脚本家が組合作ってスト出来るだけの力量を作品を通じて示していると思います。
主人公の演技に関しては、役所さんに軍配を上げたいです。上手いです。作品の品格を彼が決めてしまっているぐらいの演技力だと思います。恰好がいいのはギアの方。ダンスもホントに練習したんだなと言う踊りを披露しているし、なにより燕尾服を着たのが似合いすぎですよね。役所広司ではこうはいきません。
草刈民代とジェニファー・ロペスを比較すると憧れの君という雰囲気は草刈さんのほうがあったかもしれないと思います。でもセリフの演技が素人ですから、全体的にはジェニファーの方が不安なく観れるかなと思います。
竹中直人とスタンリー・トゥィッチはどうでしょう。竹中さんはいるだけで可笑しいからな。スタンリーはゲイっぽい演技で頑張ってますね。
リメイク版では、"Shall We Dance?"をフレッド・アステアの映画『踊らんかな』から取っていると匂わせるシーンもあります。でも、燕尾服で踊ればなんでもフレッド・アステアなんだと思うのがアメリカ人みたいですけど、アステアのダンスはボール・ルーム・ダンスではないですからね。アステアの映画を見ていただけば判るのですけど、アステアが相当前傾した姿勢で踊っている場面が見られます。社交ダンスで前のめりで踊るなんてありえないです。舞台のダンサーなんです。
オリジナル版の方は、特に繰り返し見られる名作だと思います。
