難しいような映画が続いたので、ちょっと力を抜いてコメディの紹介にしてみます。

殺したいほどアイ・ラブ・ユー [DVD]/キアヌ・リーブス,トレイシー・ウルマン,ケビン・クライン

¥1,480
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1990年製作のアメリカ映画。

1984年にペンシルベニア州アレンタウンで実際に起こった、浮気性の夫を殺そうとした妻の殺人未遂事件を基にしたコメディ。

 ピザ屋を営むジョーイには、長年連れ添っている妻のロザリーがいた。だがかなりの女たらしで、水道管修理と偽り浮気するのが日々の日課。とはいえ妻への愛がないわけではなく、浮気しながらも離婚は考えていなかった。ロザリーはとうとう夫の浮気現場を目撃してしまう。
 一途に愛してきた夫の裏切りに混乱するロザリーに、母親のナージャは夫の殺害を提案する。なんとかして彼を殺すため、彼女にひそかに好意を持つアルバイトのディーボと2人の殺し屋を雇い、奮闘する。しかしジョーイは人並外れた頑丈な体の持ち主で、殺し屋の作戦も失敗、睡眠薬を丸2瓶入れたスパゲッティも美味いと平らげ、眠っただけ。さらに殺し屋が銃を撃っても死ぬ気配がない。そこに警察が現れ、結局ナージャ含め殺害に関係した全員が逮捕、ジョーイも病院へと運ばれる。


 昔、会社の先輩になにげに「面白いよ。」と言われてヴィデオを借りて観た作品。二度ぐらい見たかもしれません。ほんとに可笑しい映画です。やはり実話を基にしているという所が大きいと思います。なかなか殺そうとする旦那が死なないというところ(これは実話の部分)がどうにも可笑しいのです。

 2年ぐらい前だったと思うのですが、この話の実話をテレビで取り上げていて、その夫婦のその後というのをやっていました。2人は今も健在で仲の良いご夫婦をやっているとのこと。私はテレビを見ていて、それもまた、おかしい話だなと思いました。

 今は亡きリヴァー・フェニックスの演技が見られるのも価値があるのではないかと思います。