海がきこえる [DVD]/坂本洋子,飛田展男,関俊彦

¥4,935
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高知の進学校から東京の大学に入学した杜崎拓は、吉祥寺駅のホームで武藤里伽子に似た女性を見かける。その後、はじめての夏休みに同窓会のために故郷・高知へと帰省する道中、拓はその高校時代を思い起こす。季節外れに東京から転校して来た里伽子との出会い、ハワイへの修学旅行、里伽子と2人だけの東京旅行、親友と喧嘩別れした文化祭。ほろ苦い記憶をたどりながら、拓は里伽子の存在を振り返っていく。
こういう話をアニメにしたがる監督がいることにちょっと驚く。いろいろな才能があるものである。
これのDVDの映像特典のメイン・スタッフによる座談会のほうが正直ネタとして面白かった。特に宮崎駿がこの作品の試写を観て怒ってしまい、「駄目だ、こんなの。」と怒鳴って下に上げた『耳をすませば』を撮ったというくだりに呆れるというかなんというか・・。ほんとに面白いと思った。
耳をすませば [DVD]/本名陽子,高橋一生,露口茂

¥4,935
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読書好きの中学3年の月島雫は、父の勤める図書館へよく通うが、自分の読む本を全て先に借りて読んでいる「天沢聖司」の名前に気がつく。その天沢聖司が同級生だと知るのに時間はかからなかったが、天沢聖司のことが何かと気になる雫。
ある日、図書館への道で変な猫を見つけ、その猫を追いかける。猫は小さなアンティークショップ「地球屋」へ入ってゆき、雫は店で老人・西司朗と出会う。西老人は聖司の祖父で、彼は地下の工房でヴァイオリンを作っていた。聖司はヴァイオリン職人になるためにイタリアへ留学したいという夢を持っていた。
確固たる目標を持っている聖司に比べて、何をするべきかが分からない雫。雫は自分の夢を求め、物語を書き始める。
少女漫画によくあるストーリーで、原作が漫画ですね。
『海がきこえる』と対照的なのは男の子の方の在り方ですか。これが宮崎駿の理想の少年像なんでしょうね。
いうほどこの作品が『海がきこえる』に比べて良いとも思えないのですが、男の子の描き方にはどちらにも違和感がある。
『海がきこえる』は、あまりに男の子が間抜けな様子をしすぎてるし、『耳をすませば』では宮崎駿の「かくあるべし」で理想的な少年を演じすぎてる。
前者は、不十分、後者は 過度。そういう意味では好対照で、対抗意識を燃やして作る作品は似るものなのだなと思います。
恋愛を描いたアニメとしては、しかし『海がきこえる』のほうが瑞々しかったのではないかとちょっと思います。この監督の次の作品を観たいとは思わないけど。

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高知の進学校から東京の大学に入学した杜崎拓は、吉祥寺駅のホームで武藤里伽子に似た女性を見かける。その後、はじめての夏休みに同窓会のために故郷・高知へと帰省する道中、拓はその高校時代を思い起こす。季節外れに東京から転校して来た里伽子との出会い、ハワイへの修学旅行、里伽子と2人だけの東京旅行、親友と喧嘩別れした文化祭。ほろ苦い記憶をたどりながら、拓は里伽子の存在を振り返っていく。
こういう話をアニメにしたがる監督がいることにちょっと驚く。いろいろな才能があるものである。
これのDVDの映像特典のメイン・スタッフによる座談会のほうが正直ネタとして面白かった。特に宮崎駿がこの作品の試写を観て怒ってしまい、「駄目だ、こんなの。」と怒鳴って下に上げた『耳をすませば』を撮ったというくだりに呆れるというかなんというか・・。ほんとに面白いと思った。
耳をすませば [DVD]/本名陽子,高橋一生,露口茂

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読書好きの中学3年の月島雫は、父の勤める図書館へよく通うが、自分の読む本を全て先に借りて読んでいる「天沢聖司」の名前に気がつく。その天沢聖司が同級生だと知るのに時間はかからなかったが、天沢聖司のことが何かと気になる雫。
ある日、図書館への道で変な猫を見つけ、その猫を追いかける。猫は小さなアンティークショップ「地球屋」へ入ってゆき、雫は店で老人・西司朗と出会う。西老人は聖司の祖父で、彼は地下の工房でヴァイオリンを作っていた。聖司はヴァイオリン職人になるためにイタリアへ留学したいという夢を持っていた。
確固たる目標を持っている聖司に比べて、何をするべきかが分からない雫。雫は自分の夢を求め、物語を書き始める。
少女漫画によくあるストーリーで、原作が漫画ですね。
『海がきこえる』と対照的なのは男の子の方の在り方ですか。これが宮崎駿の理想の少年像なんでしょうね。
いうほどこの作品が『海がきこえる』に比べて良いとも思えないのですが、男の子の描き方にはどちらにも違和感がある。
『海がきこえる』は、あまりに男の子が間抜けな様子をしすぎてるし、『耳をすませば』では宮崎駿の「かくあるべし」で理想的な少年を演じすぎてる。
前者は、不十分、後者は 過度。そういう意味では好対照で、対抗意識を燃やして作る作品は似るものなのだなと思います。
恋愛を描いたアニメとしては、しかし『海がきこえる』のほうが瑞々しかったのではないかとちょっと思います。この監督の次の作品を観たいとは思わないけど。