2024-01-27 皇后杯Final:あまりにも、過酷な、その結末に・・・ | veryfineな午後

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泣くな!伊藤美紀・・・!

とは・・とても言えないな。

 

余りにも過酷すぎて・・・

何故彼女にその役回りが・・無論、他の選手ならイイというワケではないのですけど・・
決着後~表彰式~~一時期は少し笑顔も見えたように見えたが、
その後はまた涙止まらない。

・・・強豪同士の見事な対決となったこの日の午後・・・

皇后杯Final:

INAC神戸レオネッサx三菱重工浦和レッズレディース

(以降はINACx浦女と書きます。)

ベレーザが4強ならずを受けてのSF・・苦戦しながらもともに延長に入り

勝ち上がった両者。
現在、.WE LEAGUEでも勝ち点1差の1,2位の両クラブ。
まさに決戦!!の今季2つ目のタイトルを争うこととなった

試合は互いの意地とプライドをぶつけ合い、浦女は主力の大駒2枚を負傷で欠き、
その二人のためにも負けられない!気迫を感じる試合。

その結末の過酷さを除けば・・・ホントに素晴らしいの一言でしかありませんでした。

<意外な先制弾>
入ったときはキコさんが凄いコースに打った????と見えたが、
スローで見るとDFに引っかかったのが奏功して、ヤマシタGKの取れないところ
への軌道を描いたその球は見事にIN!!
これはとりあえず打ってみろ~!以上に浦女全体の意思を感じたものでもあった。
結局OG扱いになったが(最近では珍しい)、ほぼセイケさんのエース弾!!
言えるでしょう。
まぁそれで収まるような試合とは思えませんでしたが・・

 

<互いに攻めあうも・・>
両GKはさすがに現役代表!!のハイレベル。それもあって、なかなか動きなく

推移し・・・これおまた意外な展開で

 

INAC0-1浦女

 

のまま、ADD TIME(3分)突入。

少しまでにAT15分というのを聞いただけにとても正当に思える。

そして残1分も切った頃・・・あまりにも過酷なドラマの幕が、開いた。

 

<Last Chance!に賭けたクロスが・・>

もはや敗色濃厚のINACは当然G前へと球を運ぶ、それがPエリア内の絶妙な

コースに・・・そのまま見送っても外?にも見えるし、INAC選手はいない場所。

慌てる場面でもないか、と冷静に観戦してる身としては思うのだが・・

浦女DF二人が「ヤバい!!」という思いとともに動きが重なるような状況。

どうにかクリアした??と見えたが・・実況席もすぐ認識できなかったようで

「?????」な感じ・・・しかし・・・どうもハンド→PK?の疑い??

のようだった。スローで見ると、この日見事な働きをしていたCB

 

#3 石川リオン

 

彼女の手を弾いたように見える・・・やはりPK。

 

それをタカセさんがきっちり決め・・

 

1-1

 

直後に笛がなり・・・もう秒単位の波乱とも思えるこの展開。

競技的にはありえるハナシで今、カタールではKorea様が神がかったりもする、

が・・

 

 

延長でも互いに決まらずPK・・そうなればやはり流れは「追いついた」方に・・

INACヤマシタGKは足を負傷していたようだが、その気迫も凄かった。

 

最後・・ハズせば負けの場面のキッカーは・・

 

伊藤美紀

 

昨季までINAC、今季から移籍した彼女にその場面が与えられた・・・

なんという因縁、酷な運命なのだろう。

コースを狙いすぎたその弾道は無情にも左ポストを叩き「×」。

 

もうその瞬間から延々と涙の場面は続いた。

それは昨年までのチームメイトに敗れた以上に、離脱した猶本、アンドー

両名のためにも勝ちたかった、そしてそれは目前だった。

そこからの、この展開・・・なぜ自分がその幕を引く役目を・・

 

とか・・まぁ勝手に色々と想像してしまいます。

 

INAC時代から隠れ推し(一応ベレーザ寄りの立場なので・・・)

でもあったのでこれはココロ傷んでしまった。

 

しかもその後のニュースで欠場2名は全く同じ怪我で長期離脱との報。

あまりにも酷すぎるその結果、代償を払ったのに優勝さえ逃す。

 

まぁINACが見事なんだけど、この試合は浦女を見てしまったな。

こうなったら是非リーグ戦は勝ち抜いてほしいものです。

おそらくベレーザ優勝はなさそうでもあるしね・・・

 

その時は歓喜の涙になりますように・・

 

頑張れイトウミキ!!!

 

そんな(なにか切ない土曜夕刻だった)日々の中で・・・

 

さてネタ渋滞中ですが!今日はここまで!!

この後今年初のマジファンへ伺います!!