「競合がない」っていうこと | 六月の虫のブログ

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昨日、町田の街をぶらぶらしていると、いつも長蛇の列を作っている饅頭屋さんが休業していました。


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そのシャッターには、次のような張り紙が・・・


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「年末年始の営業について。十二月二十九日から一月十四日まで休みます。 店主」


夏休みもすごく長かったけど、冬休みも相当長い!


ここの饅頭、中華の饅頭で熱々で食べるとすごくおいしい!値段もお手頃で、行列も仕方がないと思います。


もし、あなたが個々の饅頭を食べに来て店が閉まっていたら、残念に思うのは間違いないでしょう。でも、ここが閉まっているからといって、他の店に行って饅頭を買おうとは思わないわけです。一月十五日まで待って、出直すしかないのです。


さて、この饅頭屋さんの競合はどこでしょう?


答えは、「競合がない」ってことです。


競合する店舗や製品を定義するのはそう難しくありません。


競合とは、あなたの店が閉まっていたとき、お客様が代わりに行く店です。もし、あなたの製品が売り切れていたら、代わりに買う製品です。


代わりになるものがないとき、それはそのお客様や顧客にとって、競合がないということになります。


ここで大切なのは、競合は、企業が決めるのではなく、お客様、顧客が決める、ということです。


しかし、この町田の饅頭屋さん、ライフ・ワーク・バランスが素晴らしくいいですね。


ああ、でも普段は週休一日制だから仕方ないか・・・