日米の違い Vol.51 まあまあ | 六月の虫のブログ

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東京都議会議員のセクハラ発言。ようやく一人の議員が名乗り出たようです。


その議員、数日前のインタビューでは、やっていないと否定、その上、そんな奴は議員辞職に値すると言っていました。


その彼、議員を続けるそうです。


アメリカなら選挙区の住民や後援者からの圧力で、辞職に追い込まれるでしょう。


日本では、「まあまあ、それは(辞職するかしないか)議員自身が決めることでしょう」と、まあまあでおしまい。


他にも「産まないのか」とか妊娠についてヤジった議員もいたそうですが、それも”まあまあ”で、うやむやになって終わるのかなあ。


アメリカのスティーブンソン高校時代、私の最初のルームメイト、ジョン。


彼はスペイン語の女性教師に暴言を吐いたということで、放校(退学処分)になりました。


麻薬も盗みもしていないのに放校になるのはまれでした。


NBA(米プロバスケットボールリーグ)ロサンゼルス・クリッパーズのオーナーは、人種差別発言をしたという理由でNBAを追放処分になりました。


言葉は重いのです。


”まあまあ”ではすまないのがアメリカです。


福島の人に「最後は金目でしょ」と言った大臣も、”まあまあ”で幕引きになりそうです。


暴言に優しい日本、暴言は命取りになるアメリカ、石原さんは日本に生まれてよかったと安堵していることでしょう。



「日本に生まれりゃよかった」!?と嘆くLAクリッパーズのオーナー。