東京都議会議員のセクハラ発言。ようやく一人の議員が名乗り出たようです。
その議員、数日前のインタビューでは、やっていないと否定、その上、そんな奴は議員辞職に値すると言っていました。
その彼、議員を続けるそうです。
アメリカなら選挙区の住民や後援者からの圧力で、辞職に追い込まれるでしょう。
日本では、「まあまあ、それは(辞職するかしないか)議員自身が決めることでしょう」と、まあまあでおしまい。
他にも「産まないのか」とか妊娠についてヤジった議員もいたそうですが、それも”まあまあ”で、うやむやになって終わるのかなあ。
アメリカのスティーブンソン高校時代、私の最初のルームメイト、ジョン。
彼はスペイン語の女性教師に暴言を吐いたということで、放校(退学処分)になりました。
麻薬も盗みもしていないのに放校になるのはまれでした。
NBA(米プロバスケットボールリーグ)ロサンゼルス・クリッパーズのオーナーは、人種差別発言をしたという理由でNBAを追放処分になりました。
言葉は重いのです。
”まあまあ”ではすまないのがアメリカです。
福島の人に「最後は金目でしょ」と言った大臣も、”まあまあ”で幕引きになりそうです。
暴言に優しい日本、暴言は命取りになるアメリカ、石原さんは日本に生まれてよかったと安堵していることでしょう。
「日本に生まれりゃよかった」!?と嘆くLAクリッパーズのオーナー。
