きいてほしいの、あたしのこと | 六月の虫のブログ

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昨日、娘二人と映画、『きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーがいた夏』を見ました。


主人公は10歳の少女、オパール。彼女は引っ越してきたばかりで友達がいません。


そんな時に出会ったのが迷い犬のウィン・ディキシー(彼女が名付けるのですが)です。


ウィン・ディキシーを通じて、刑務所にいたことのある無口なペットショップのおじさん、独身を通している図書館の年配女性や子供たちから魔女と怖がられている目の不自由な女性と知り合う。オパールも含め四人に共通するのは、友達がいない、そして、孤独なこと。


図書館の女性にもらった”リトマス・キャンディ”。オパールが舐めてみると”おししいけど、なんか悲しい味”がする。他の人が舐めると、まずかったり、懐かしい味だったり、感じる味は人それぞれだ。


魔女と怖がられている目の不自由な女性、グローリアは、オパールに顔が見えない分、彼女自身のことを詳しく話して欲しいと頼む。オパールは彼女のことや彼女が出会った人のことをグローリアに話す。


オパールは、図書館の女性の曾祖父さんの話、無口なペットショップのおじさんのなぜ刑務所に行ったのかという話、グローリアは昔アルコール中毒で多くの人を傷つけてきたという話に耳を傾ける。


友達になるのに必要なことは、まず、話を聞く、そして、自分の話をするということ。


そう、孤独を感じていた四人に共通するもうひとつのことは、四人とも自分の話を真剣に聞いて欲しかったということ。


みなさんも、たまには、周りにいる大切な人の話をじっくり真剣に聞いてあげましょう。


私もそうします。今はたっぷり時間があるのですから・・・









ところで、この主人公、オパールを演じている女優は、アナソフィア・ロブといいます。映画好きな長女は彼女を見て、「あっ、彼女は『チャーリーとチョコレート工場』に出ていたガムを噛んでいた意地悪な女の子だ」と言いました。調べてみると、大正解!よく覚えているなあ・・・