以前のブログで書いたニューヨーク・メッツのマット・ハーヴィー投手、ひじを故障して、松坂投手が受けたトミー・ジョン手術を受けなければならないかもしれません。
『マット・ハーヴィーって知ってます?』の記事
http://ameblo.jp/junebugmaymolly/entry-11574631126.html
彼はできればトミー・ジョン手術を受けたくないようです。手術すると1年は投げられません。手術後、レッドソックスの田沢投手のように活躍する投手もいれば、松坂投手のように苦闘する投手もいます。
超有望新人投手で、1年目に故障したのはハーヴィーだけじゃなく、数年前のワシントン・ナショナルズのストラスバーグもそうでした。
入団しても彼らには投球数が制限されました。試合の投球数はもちろん、練習の投球数も・・・。
そして、大リーグに上がります。一年目の年間投球回数は、160イニング前後に制限する球団が多いようです。でも、新人でよほど優秀でないと160イニングも投げさせてくれません。
ハーヴィーやストラスバーグのように優秀だと、一年目からローテーションに入って中4日で投げるのです。それまで、過保護で70イニングくらいしか投げていなかった投手が、2倍以上の160イニング投げさせられるのです。
1万メートルの選手に、いきなりフル・マラソンを走らせるのと一緒です。ひじが悲鳴を上げるのもうなずけます。
私は高校時代、シーズンオフの練習で、1日100球は投げていました。300球投げる日もありました。不思議ですが、練習で300球投げても、次の日には平気で100球投げることができました。でも、試合で100球投げた次の日は、肩が上がりませんでした。
試合で球数制限するのは分かりますが、練習で球数を過度に制限するのはどうかと思います。筋トレはOKで、投げ込みはダメというのはおかしいような気がします。
ハーヴィーやストラスバーグの故障の原因は、過保護だと思うのですがどうでしょう?
ナショナルズの10年に一人の逸材といわれるストラスバーグ投手。