今日、店頭で仕事をしていたらあるお客様が話しかけてこられました。私が振り向くと、小玉スイカをかごに入れながら、「ねえ、このスイカすごく美味しいのよ。もう、皮が3ミリくらいで薄くて、甘くて、とにかく美味しいの」。私が「へえ、そうなんですか?」と答えると、またスイカをかごに入れながら「このスイカの皮が3ミリくらいで薄いの。そしてすごく美味しいのよ」と美味しさを繰り返し説明してくれました。
私は心の中で「私はあなたの友達かい」とつぶやきながら、そのフレンドリーなお客様の説明を聞きました。そのお客様は、店頭にあったその小玉スイカ8個全部をいったんかごに入れ「これ、お友達にあげると喜ばれるのよね。甘くて、美味しいから・・・」。私がうなずきながら笑顔で聞いていると、そのお客様がかごから小玉スイカを1個取り出し、売り場に戻されました。
そして、「これ、あなたに譲ってあげるわ。本当に美味しいから食べてみて・・・」と言って、レジのほうへ向かわれました。
そんなにおいしいなら食べてみようと、私もそのスイカを手に取ってレジへ・・・。
そのお客様は、レジでもその小玉スイカのことを絶賛。「このスイカ、皮が2ミリくらい薄くて、甘くて、すごく美味しいのよ」と。私は「3ミリから2ミリになってるし」と思いながら、そのお客様の後ろに並びました。レジのスタッフが「私も買おうかしら」と言うと、「もうないわよ。この人が最後の1個を買うから」と私のほうを笑顔で振り向かれました。
こんなエピソードがあると、すぐにPOPにするのが私の性分です。
入荷次第、このPOPを使います。これでバカ売れ間違いなし!?