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 今朝のアメリカABC、イギリスBBC、フランスのF2などのトップニュースは、”ローマ法王ベネディクト16世の辞任”です。


 85歳の法王は、自身の健康を理由に法王を辞任されるのです。法王は原則的に終身職ですから生きている間に辞めるのは600年ぶりだそうです。多くのキリスト教徒がショックを受けているとのことです。私自身、驚いたのでこの記事を書いているわけですが・・・


 日本で言えば、天皇陛下が辞めるようなものですから。


 法王はカトリック信者だけでなく、キリスト教の信者全体の心の支柱のような存在です。


 私も大学時代、シカゴに当時の法王、ヨハネ・パウロ2世が訪れたとき、友人たちと見に行ったのを覚えています。法王が乗った車が高速道路を通過するのを見ただけですが、すごい人数の人たちが高速道路沿いに集まっていました。


 ベネディクト16世は、”人工中絶””同性愛婚”に反対していました。世の中は変わっても、昔からの価値観、宗教観は維持するのが法王の考えだったのです。


 カトリックの教え、宗教の教えは、不変なのか?そんな疑問を多くの信者に投げかけたのが保守派のベネディクト16世でした。


 価値観が多様化している中、宗教、その教えも変わっていくのかなあ?



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 退位を表明したベネディクト16世。次の法王は誰がなるのか?