本日の日経新聞に「日本のエンゲル係数はなぜ高い」というコラムがありました。面白かったので紹介します。
みなさん、エンゲル係数って知っていますか?そう、「家計の支出のうち、食費が占める割合」のことです。一般に途上国では、係数が高くなります。例えば、ミャンマーでは72.7%、インドは43.6%です。
日本はここ十年間は約23%で動かない状態が続いています。23%という数字、高いと思いますか?
これが、むちゃくちゃ高いんです。
アメリカは7.2%、ドイツ6.9%、英国11.4%など、先進国は20%以下がほとんどです。
なぜ???
理由は、日本では食料品の価格が高いからです。
豚肉1キロが、日本では2,400円、アメリカで828円、英国では798円。牛乳1Lは、日本で216円、アメリカでは100円、英国では99円で買えるのです。
日経新聞は、何が言いたいのか?
そう、TPPに参加して関税が無くなれば、日本の食料品の価格は下がり、エンゲル係数も下がると言いたいのです。
どう思います?
確かに高過ぎます。アメリカでは確かに安くていいものが食べられました。
まあ、いいじゃないですか。日本の農家への補助金だと思えば・・・。うちにも補助金が欲しいよ~。