十六歳のアメリカ Vol.154 | 六月の虫のブログ

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ベースボール


三二、勝負はこれから (つづき)


 週末のウエストヴュー高校戦は、ブライアン・マーサリが六対三で完投勝利を上げた。さすがにシニア(十二年生)だけあって、ジョンソンや私よりもピッチングに安定感があった。翌週の水曜日は、私の出番だった。ビーチャー高校戦に先発して、五回まで投げて三失点。結局、チームは三対五で負けて、敗戦投手になった。このときはそんなに悔しくなかったので、ベンチに戻った後、平然としていたら、ミスターに「負けても平気な顔をしているようでは次の試合にも勝てないぞ」と注意された。

 この週末のウエストヴュー高校とのダブルヘッダーも四対六、ゼロ対六と連敗した。ここまで二十四ゲーム消化して、六勝十八敗の成績だ。これからは地区のトーナメントやカンカキー・ヴァレー・コンファランス(KVC)の試合が多くなる。KVCのゲームについては、私のビーチャー高校戦の負けを入れて、二勝二敗の五分できている。ここにきて活躍が目立つのは、ケリーとルースターだ。この二人の一、二番コンビが確立してから点が取れるようになったし、守備も安定しだした。次のハーシャー高校とのKVCの公式戦の後は、州のトーナメント行きを目指した地区トーナメントが始まる。


 つづく・・・




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 気持ちを持てに出して、負けたら悔しがらないとダメだ。内容がそこそこ良くても、結果を出さないとダメなんだ。ミスターZにはいろいろ教わった。

 やっぱり、オンリー・ワンではなく、ナンバー・ワンを目指さないとダメだということです。



注意: 『十六歳のアメリカ』は、私の体験を基に書いていますが、フィクションです。