この話は、大学時代の社会学で出てきた話です。記憶は定かではありませんが、内容は次のような感じです。
三人家族のスミス家は、日曜日に家族でピクニックに行く予定を立ていました。父親のマイクは、前日も仕事で疲れていて、本当はピクニックに行きたくはない。でも、息子が喜ぶだろうと思って、ピクニックに行くことにする。
母親のスーザンは、ずっと雨だったので溜まっていた洗濯物や掃除をしたいと思っていて、ピクニックには気が進まない。でも、夫や息子が楽しみにしていると思って、ピクニックに行くことにする。
息子のジョンは、友達と遊んで、その後、家でバーベキューする方がいいと思っている。でも、ママはサンドウィッチを作ってくれているし、パパはフリスビーとかフットボールまで用意してくれている。ママとパパに悪いのでピクニックに行くことにする。
本当は、三人とも、ピクニックには行きたくないのに、他の二人が行きたいと思っているだろうと推測して、ピクニックに行ってしまう。
この『日曜日のピクニック』の話、仕事のいろいろな場面でも起こりえる事象です。この話から、みなさんは何を学びますか？
こんなピクニックなら、絶対に行きたいと思いませんか？