ハワイより、アロハー
毎年作ろうと努めているシュトレン(Stollen)
今年はドイツ生まれ&育ちの方のレシピです
ドイツでは、Christstollen(クリスト・シュトレン)と呼びます。
ウィキで調べると、イエス様(Christ)にちなんでいるから。他にも、
Weihnachtsstollen(クリスマス、Weihnachten(ドイツ語)にちなんで)とも呼ばれている
みたいですね。
シュトレンはドイツ語で『坑道』を意味し、パンの形状から、名前が付けられています。
ドイツのシュトレンには700年の歴史があり、レシピは本場の伝統的なドレスナー(Dresdner)地方のシュトレン。
ドイツの基準は、小麦粉に対してバターは30%以上、ドライフルーツは60%以上を使用し、
マーガリンは使用不可です
↑今回、私の作ったレシピも計算したら、しっかりと満たしていました。
日本語レシピでこの基準を満たしたレシピは、こちら☆ ←参考まで
このクリスマスのお祝い用のパン、シュトレンは、酵母パンにドライフルーツや柑橘類の皮の砂糖漬け、ナッツ、スパイスなどを入れて焼き上げたもの。焼き上げたパンの上には真っ白くなるまで粉砂糖がまぶされ、その形が幼子イエスさまを産着で包んでいるように見えると言われているのは、皆さんお馴染みですね。
ドイツでは、クリスマスを待つ4週間のアドベント(待降節)の期間に少しずつスライスして食べる習慣があります。フルーツの風味が時間の経過とともにパンへ移り、日々、味が変化して
愉しめます💗
シュトーレンの歴史
シュトレン第一号で最も有名なのは、ドレスナー・クライストシュトレンです。
起源は1329年と言われていますが、何世紀にもわたって改良され、現在の形になりました。
1650年までのシュトレンは、カトリック教会が四旬節にバターやミルクの使用を禁止していたた為、味気ない硬いお菓子だったようです。 この年、ドレスデンのパン屋の依頼を受けたエルンスト・フォン・ザクセン王子がローマ教皇にバター解禁を嘆願したが、5人のローマ教皇の後、1490年にローマ教皇の有名なButterbrief(バターの手紙)によってようやく解禁されました。
以降、シュトーレンは次第に具材を加えた楽しい菓子パンへと発展し、この地方の重要なシンボルとなりました
世界各地に、甘いケーキやパンに砂糖漬けのフルーツやナッツを散りばめた、
クリスマスのお菓子があります。 例えば、イギリスのフルーツケーキ、イタリアのパネトーネ、ポーランドのケーク、ノルウェーのジュレケ、ポルトガルのボロレイ、スイスのバーネンブロートなどなど。
シュトレンを始めとしたクリスマスのパンやお菓子は全て、イエスさまの誕生である、
クリスマスをお祝いしています。
是非作って、味わって、一緒にイエスさまの誕生をお祝いしましょう
今回使用した英語レシピは、分量が多いので、レシピの半量でつくっています。
↑英語レシピあるある(笑)
それでもお粉290gで、大きなシュトレンになってしまいました
↑次回作るとしたら、2つではなく、3つ作ります
中力粉使用で、バターの分量がハンパなく、85g使用 ←来年作るなら、絶対減らします
ドライフルーツ&ナッツの総量が250g強!
焼成温度は意外に低く、350F(170℃)で、30~40分。
焼成後、楊枝を指して焼き具合をチェックしますが、この穴がバターがパンに浸透する
助けにもなるので、ブスブスと刺しておきます(´∀`*)ウフフ
バターを刷毛で塗り、粉糖をすかさずオン!
翌日、もう一度パンに粉糖を上塗りしてキレイにデコ
しっかりとラップした後、アルミフォイルで包んで保存します。←おススメ保存方法💗
バター&糖分が気になる方には、冷凍保存出来るので、嬉しい限り(*´艸`*)
涼しい場所で2週間『熟成』するのを待機したら、食べごろに ←待てるかな❓
(↑ドライフルーツの水分が生地に浸透し、より美味しく、よりしっとりとした食感になります)
クリスマスまで毎日薄~くスライスして、食べて楽しんで、クリスマスの到来を待ちます
2本のうち、1本は半分にカットして、今年お世話になった、お二人の方にお嫁行き
シュトレンに入れるマジパンは、去年から絶大な人気の、きよみん-むぅさんのレシピ☆
作りやすくて今年もリピ ありがとうございます
長々となりましたが、最後に、シュトレンのバリエーションのご紹介
マンデルシュトレン(アーモンドパウダー)、モーンシュトレン(ケシの実)、クォークシュトレン
(チーズ入り)、ヌスシュトレン(ナッツ)、バターシュトレン(バターを多く含む)、ドレスナーシュトレン、マジパンシュトレン、などがあります。
日本Ver.は抹茶入り。以前作りましたが、濃厚で美味しかったです
そして、アメリカ又はオーストラリアVer.(?)、カカオパウダー入り。チョコレートの甘さは、
子供も大好き、そして私たち夫婦も 甘くて美味しいです(´∀`*)ウフフ
ダーリンも既に待機中。こうご期待 友人へのプレゼント分、カットして
ラッピングしたので、カット画面のお披露目~
追記:
雨天の中、撮影した、フィーフィーちゃん心霊写真に、ゴメンよぉ💦
拙いブログですが、読んで下さり、ありがとうございます
宜しければ、コラム右下にある、にほんブログ村の手作りお菓子を
クリックして頂けると励みになります
Have a blessing day
マハロ