上流階級 | Life*

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世界にたった一枚の
心に描く地図

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今日は

 

三ツ星レストランで

 

マダムの集い

 

ブランド品で身を固め

 

メイクも完璧♪

 

タクシーを乗りつけて

 

丁寧な接客に

 

優越感

 

 

フルコースの

 

テーブルマナーもバッチリ

 

終始にこやかに

 

お天気の話

 

さぁ 楽しみにしてきた

 

本日のメニュー

 

 

うわぁ~!

美味しそぅ~♪

 

声高にはしゃぎ

 

 

高級なお皿に

 

品良く置かれているのは

 

中身をくり抜かれた

 

お野菜の器

 

そこで

 

お料理の説明をしている

 

イケメンウェイターに向かって一言

 

 

「 くり抜いた中身はどうしちゃったんですか? 」

 

 

 

 

人として

 

恥ずかしさを知っている

 

 

それが

 

取り繕うことができない

 

人としての品格

 

プライドじゃないかな

 

 

 

高級って

 

お金では買えない

 

上質

 

心の品格

 

なのだと想う

 

 

 

 

恥を掻きたくない

 

できない自分を見せたくない

 

できる人 と思われたい

 

凄い 素敵 カッコイイ・・・

 

人にどう良く思われるか

 

その為にはどうしたらいいかばかり

 

研究して

 

人の真似して

 

お手本よりも

 

凄いと言われたい

 

 

実際に間違ったり

 

できないことは

 

その時に恥ずかしい思いをするだけで済むけれど

 

諦めたり

 

開き直ったりして

 

 

知ろうとしない

 

失敗を省みない

 

それは

 

 

一生の恥

 

 

 

自分と向き合うってね

 

目に見える行動と思いがちだけれど

 

生き様そのもの

 

なんだよね

 

 

自分のことは

 

自分が一番解ってる

 

そう思っていること自体が

 

自分を知らないんだよね

 

 

コンプレックスも含めて

 

自分自身が認められない

 

隠しておきたい

 

「本当の自分」 を

 

見せられるのと

 

悩みは何でも話せる

 

心の闇を

 

曝け出せるのとは違う

 

それって

 

本当に信頼し合っているのかな?

 

 

本当は

 

ありのままの自分を知ってほしい

 

認めてほしい

 

でも

 

現実ではできない

 

だから

 

現実の自分を誰も知らないところで

 

本当の自分を吐き出している

 

痛みを負わずに

 

感じたい共感だけを感じられ

 

気持ちよくなれる

 

 

でも

 

本当にそれで

 

心は満たされるのかな

 

 

 

誰にも言えないような

 

弱味を見せれば

 

人は心を開く

 

相手の心を掴めるわけじゃない

 

共感や同情

 

相手の優しさにつけ込む

 

人の心をコントロールして

 

支配できると思うのは

 

卑怯で恥ずかしいよね

 

 

一番見せたくない

 

目を背けたい

 

本当の自分と向き合い

 

取り繕うことのない

 

裸の心を

 

相手に見せられる

 

それが

 

自分と向き合い

 

相手と向き合う

 

時間と心

 

その間にある

 

信頼関係

 

 

その証が

 

写真なのだと想う

 

 

 

 

知らなくてもいいことを知りたがって

 

知らなければいけないことを

 

知ろうとしない 

 

 

 

これはずっと前に

 

わたしが実際に言われた言葉だけれど

 

誰もに言えることじゃないかな

 

 

 

 

一番知らなければいけないこと

 

そこにちゃんと向き合えば

 

 

着飾ったりしなくても

 

扉の向こうの

 

特別室で

 

最高のお料理に

 

微笑んでいるのだと

 

わたしは想う