母との買物@無印良品 | しあわせ老後計画

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会社員から、福祉の道へアウトローな人生。
今は、最後の社会貢献中。
備忘録を兼ねています。
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季節の変わり目で、

1日の気温差が激しいこの頃です。

 

母は、このような陽気になると、

「着るものがない。」と言い始めます。

箪笥には、山ほど衣類があるので、

「あれがあるでしょ。」と言っても、

「あれは、〇〇だから。」と、

着ない理由をあれこれ繰り返します。

 

そろそろ、外出したい気分でもあるのかと

気分転換を兼ねて

一緒に無印良品に出かけました。

直接、お店に行くとあれもこれもと

プチ騒ぎになるので、

外出する前には、必ずHPで買いたい品物を

チェックして出かけます。

 

一緒に出掛けた無印は、比較的大きな店舗でした。

事前チェックしたものとイメージが違ったようで、

母は店内を歩き回り、あーでもない、こーでもないと

言い始めます。

ショッピング中は、とても元気で困るくらいです。

 

行ったり来たりして荷物持ちの私は、

疲れてしまって、返事もいい加減。

「これでいいでしょ。」と母を納得させて、レジに行きました。

セルフレジ店舗のため、会計をしていると、

母は、そばにいた店員さんが着ているTシャツに目を止め、

「それは、どこで売っているの。」と話かけ始めました。

 

その方が着ていたTシャツは、

この店舗に在庫はなく、色違いしかないとのこと。

その方は、色違いを何枚か持ってきて、

母に色々とアドバイスをしてくださいました。

 

母は、どうしてもその方が着ている色がよいというので、

他店舗から取り寄せていただくことになりました。

世の中の仕組みに疎くなった母に対して、

丁寧に説明して、接客して下さり

家族としては恐縮する気持ちで一杯でした。

 

UNIQLOに出向いた時もそうでしたが、

接客や対応が素晴らしい方と出会えることが

実店舗で買うプラスアルファと思えました。

 

家族以外と話をする機会が、

激減した母のお相手をしていただき、

本当に感謝です。

母にとって貴重な気分転換な時間になったようでした。