3ヶ月だけのバイトで入った

医学・薬学翻訳の通信教育を
やっている会社で


校正作業をする日が


始まった




朝10時に入って



配られた訳文を元原稿と


付き合わせ読み



訳抜けや


数字の間違いがないか


チェックする



渡された一冊が
終わったら


4人のうち1番、長く働いているバイトの人に
渡す



そしたら次の原稿をもらえる



それが17時まで

続く




昼休みは



12時から


45分間、それぞれの机で


ひっそりお弁当を食べて


3人とも


食べ終わると



机に突っ伏して寝てる



ランチタイムのおしゃべりも
なければ


いろいろ話しかけられることもない




事務所には


一日中、有線で日本のポップスが
かかっていた



お湯のポットと


簡単なインスタントコーヒー
砂糖、クリープが


おいてあり



インスタントだけど


好きなときにコーヒーが
飲めた



仕事自体は


びっくりするほど


簡単だった



そもそも何時までに…という時間の
制限もない



好きなペースで校正をして

好きなペースで次の原稿を
もらえた



DM社は


医学・薬学分野の翻訳会社だったけど



ここは


あらゆる分野の原稿がきた


コンピュータ、特許、もちろんメディカル



それ以外にも


スピーチ原稿や取説、読み物みたいなのもあった



どうもこの作業場は


この翻訳会社(仮にH社とします)が


受けた仕事を


外注翻訳者に発注し


外注翻訳者から上がってきた訳文を



納品前にチェックする部署のようだった



和訳も英訳もあり


分野も多岐にわたる



その雑多な翻訳文を


毎日、浴びるように
読める


率直に楽しかった



訳文には


びっくりするほど下手なのもあり


びっくりするほど上手いのもあった



今日のクーです







最近、ニコニコしてるな〜



昨日の夜のクー




私のマットレスを
ほぼ占領してますニコニコ


ここが1番

クーラーの風が当たるんで


クー、いつも
ここに寝ますニコニコ