ノスウェスダー。こんばんは。
今日も寒いけど、冬晴れだったウェールズ☀️
でも、私は終日、家の中で課題と格闘
JJ🐶は義父が庭仕事するのを、未だか未だかと待ち侘びてました
さて、私の復習にもなるので(笑)
昨日の続き、コンウィの観光名所を1つご紹介
その名も、「グレート・ブリテン島でいちばん小さな家(The Smallest House in Great Britain)」🏠
コチラのの赤い家です。
市壁の一部である塔と隣の白い建物は含みません。
気になる家の大きさは、床面積が3.05m×1.8m。
日本人なので畳数に換算すると(笑)
およそ3.8畳。
アレ意外と広い
でも、家なので、寝床だけではなく、生活スペースも含めてですからね。
ちなみに屋内の高さは約3m。それでいて、2階建てなんです
1階がキッチン兼リビングエリア。
キッチンと言っても、調理は暖炉のストーブを利用。
そして、2階がベッドルーム。(狭過ぎるため、見学は階段から覗き込むだけとなってます)
階段の後ろに水道の蛇口が設置されてて、正真正銘の住居です。いや、でした。
残念ながら現在は誰も住んでおらず、ミュージアムになってます。
ただ、1900年までは実際に家だったので、ギネスブックに認定されました
最後の居住者は地元の漁師ロバート・ジョーンズさん。
190cmと長身の方だったらしく、家の中ではいつも屈んで生活してたとか。
トイレもなかったので、結局、議会が住居に適さないと判断。
近隣の物件とともに取り壊しが決議され、ロバートさんは住み続けることが出来なくなりました。
ちなみにややこしいんですが…
このロバートさんは借りて住んでただけ。
実際のオーナーさんは1891年に20ポンドで購入した同姓同名のロバート・ジョーンズさん。
この方は漁師でもあり、地元では有名な土地持ちだったそう。
そんな、やり手のロバートさん。
家賃収入の損失を黙認など出来ず、新聞社に勤めてた友人の協力を得て、英国中の小さな家を測定しまくったとか。
で、自分が所有する家は英国最小で、価値ある建造物であることを主張
見事、取り壊しを回避し、観光名所としての営業を議会に認めさせたんだそう。
いや〜お見事です
そんなスモーレストハウスは現在もロバートさんのご子孫が所有。ミュージアムとして運営されてます。
入場料は1.5ポンド
コロナ以前は1ポンドでしたが、このご時世、何でも値上がりですね。
冬季は休業なので、中を見学されたい方は是非、3月23日以降にコンウィを訪れてみてください。
運が良ければ、こうして、素敵なウェルシュレディと記念撮影出来ますよ