シュマイ。こんにちは。
以前から、気になってた義父母邸の外壁に張り付いてるコレ![]()
便利なGoogleレンズで検索してみたら、火災保険に加入していることを示す「ファイア•インシュランス•マーク(Fire Insurance Mark)」と呼ばれるものであることが判明。![]()
1666年のロンドン大火後、イギリスでは世界初の火災保険会社が設立され、保険を契約すると家の外壁に、このマークを取付けたんだとか。
そして、火事が発生すると保険会社の消防隊が駆けつけ、マークがあれば、消火にかかり、無ければ、そのまま引き返したという嘘のような本当の話。![]()
もちろん、現在は各自治体の消防隊が保険の有無とは関係なく、消火作業をしてくれるので、このマークに意味はありません。
完全にアンティークな装飾品と化してます。
ちなみに、この3つのヒョウの頭はサロップ(現在のシュロプシャー州)の消防署が使用していたシンボルで、ポリシー番号から、19世紀半ばに発行されたものではないかと。。。
シュロプシャー消防署のWebサイトより拝借
主人がオークションに出品された同じデザインの5000番台を見つけ、それが1807年に発行されてたことから、勝手に推測。![]()
200ポンド程で落札されてたらしいので、コレも一応、それなりの価値はありそうです![]()
ちょっと、磨いといたほうが良いかな![]()
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主人に言ったら、
NOーっ
価値が下がるからダメ![]()
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全否定されました。![]()
確かに古めかしい方が良いですもんね(笑)
ってか、主人、売る気満々![]()
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そんなファイアマーク、日本でも19世紀末に同様の保険システムが用いられ、被保険者の家屋の門柱や軒下に提げられてたとのこと。
地元の東海地方だと、高山や関のような古い町並みに現存してるそうなので、次の帰国時には探してみようと思います![]()
義父母邸を眺めるJJ🐶



