本日は「タロットの学び方シリーズ」の第四回。

 

話題はズバリ、

「そもそも、タロットの読み方に正解はあるのか?」

という疑問にお答えしようと思います。

 

 

結論からズバリ申し上げますと、ありません。

「正解」はないです。

 

 

でもね、正解がないってことは何でもアリってことなのかというのと、そうではありません。

 

「正解はないけれど失敗はある」のがタロット・リーディングなのです!

 

 

 

覚えていますか?                               

このシリーズの第二回、第三回で、タロットの勉強の例えに使ってきたのは料理の勉強でした。

 

 

「タロットの勉強も料理の勉強に似ていて、オムレツやお味噌汁みたいな応用の効く基本レシピを覚えることが上達の一歩」というお話をしてきましたよね。

 

 

※初めてご覧になる方へ。前回までのお話のリンクです※

 

で、今回のお話もね、料理に例えると、とても分かりやすいんですね。

 

なにしろ、いきなり、

「タロットの読み方に正解はないけど失敗はある!」と言われても、分かるような、分からないような感じですよね(笑)。

 

 

でも、これがオムレツだったらどうですか?

 

「オムレツの出来上がり具合に正解はないけれど失敗はある!」と言われたら、なるほど、それはそうだと思いませんか?

 

 

たとえば、

オムレツの硬さとか、

どんな具を入れるかとか、

そういうのは好みもあります。

 

絶対に

「このくらいのプルプル具合の半熟加減じゃなきゃダメ。不正解!」

ってわけではないでしょう。

 

「具はベーコンと玉ねぎの取り合わせだけが正解!」ってこともありません。

 

つまり、いろんな正解があっていいわけです。

                                                     

 

けれども、オムレツ作りに「失敗」は歴然としてあります。

 

「いくら好みの問題といったって、これは……」と思える出来のオムレツは失敗です。

 

 

で、

成功と失敗の線引きは食べた人をみれば必ず分かります。

 

眉をひそめていたり、

目をギュッとつむったり、

うっと吐き出しそうになったりね、

いかにもマズそうな顔をしていたら、それは失敗です。

 

 

 

タロット占いも、これと全く同じように考えればいいんですね。

 

 

あなたがカードを読んで伝えた結果に対して

 

相手が

「???」みたいな顔をしていたり、

 

「いや、それはないと思いますけど……」

と言いづらそうに返してきたりしたら、

 

それは失敗なんです。

あなたの読みは相手にキチンと伝わっていません!

 

たぶん、

「意味」を成していないか、

まったくハズしているか、

どちらかなんですね。

 

 

これからね、このシリーズでは、「タロット占いのオムレツ」に当たる「二枚引き」を勉強していくことになるんですが、

 

まずはその前提として、これをハッキリさせておこうと思って今日は書いております。

 

 

勉強を続けることで、あなたが目指すのは自由自在にカードを読めるようになることです。

 

簡単じゃないけれど、

でも絶対、出来るようになりますよ!

 

 

上手に読むには、いろんなコツがあります。

 

練習すれば、そういうコツをつかんで上達していけるんですね。

 

 

ただし、「なんでもあり」ではありません。

相手に伝わらない読み方をしたら、それは失敗です。

 

 

で、失敗とは何かというと、

もう一度、確認しましょうね。

 

まったく意味を成していないか、

まったくハズしているか、

 

このどちらかに当たる読み方は失敗だと思ってくださいね。

 

 

 

といっても、最初は失敗ばかりで全然いいんですよ!

 

なんでもそうですが、

失敗を恐れて練習しないことが一番の失敗です。

 

 

失敗すればするほど上達します。

そうなのです!

 

ですから、

「よし、また失敗ぞ!」と喜びましょう。

そのくらいの気持ちで臨んでくださいね。

 

 

なんせ、タロットはいいですよ。

 

オムレツだったら、

出来あがった失敗作を泣く泣くゴミ箱に放り込まなきゃいけません。

 

でも、タロットカードは失敗しても、すぐまた使えます!

スバシライ!

 

心置きなく失敗しながら上達しましょうね(^_-)-☆

 

 

 

では最後に早速、『コツ』をひとつ、お伝えしましょう。

 

「自分の失敗」に気づくコツはしっかり覚えておいてほしいのです。

 

 

そのコツをつかむには、

「この結果を伝えたら、相手はどんな顔をするだろう?」

と想像しながら練習すること。これが大切です。

 

 

できれば、あなたの大事な親友だとか兄弟とか、

そういう方を想像してください。

 

「この結果を伝えたら、彼女はどんな顔をするだろう?

反論してくる?

質問してくる?

それとも納得してくれる?」

 

 

……そんなことを考えてみると

「うん、これはちょっと失敗な読み方かもね……」と感じることが出てくると思います。

 

「こういう読みでいいのかなぁ……」と迷うことは確実に減りますよ。

 

自分なりに成功か失敗を判断できるようになるので、勉強が身になる感じがハッキリするはずです!

 

 

ということで、今日はここまで。

 

次回は、いよいよ、

二枚引きの練習方法をお伝えしようと思います。

 

どうぞお楽しみに!(^^)!

 

 

☆今後、タロットの読み方、勉強の仕方などに関するご質問も受け付けます。

 

このシリーズの進展具合に合わせて、出来る限り、お答えしていこうと思います!(^^)!