二週間ほど前のこと。

 

「タロットカードを読むコツ」についてのお話をこのブログに書いたのですが、

 

そうしたら、タロットを勉強中の知人の方から、

「勉強に役立つ話をもっと聞きたい!」

というリクエストをいただきました。

 

 

「でも、勉強に役立つ話ってどんな?」

と聞いたら、

「???」

 

そりゃそうですよね、ごめんなさい。

 

勉強している方にとっては、

そもそも、

「何を、どこまで、どうやって勉強すればいいのかが分からない」

というのが悩みでしょう。

 

 

分かります。

 

私だって写真の勉強をしていて、

たまたまネットで自分が知らない撮り方なぞを見かけると、

「そんなことも出来るんだ!」と感激しています。。

 

 

というわけで、私のほうから

「じゃあ、こういうのは知っている?」

と聞いていく感じでお話を進めることに。

 

 

スプレッドだとか、

カードの種類とか、

そういう基本的なことをどこまで知っているかを聞いているうち、

 

タロットカードの歴史みたいな話がちょこっと出てきました。

 

 

そうしたら、その方から

「やっぱり、そういう歴史とかは、ちゃんと勉強したほうがいいですよね?」

と聞かれたんですね。

 

 

すごく真面目に頑張る方なんだな、と感心しきり。。

 

でも、私が差し上げた答えはノーです。

 

 

だって、たとえば料理を学ぶのに「料理の歴史」から入るのって大変だし、そもそも退屈だと思いませんか?

 

 

料理を学ぶ順番だったら、

まず、オムレツとかお味噌汁など、「応用のきく基本料理が作れるようになること」を目指すのが最適なはず。

 

 

それができたら、レパートリーを増やし、

 

次第にパエリアとかね、そういった知らない料理のレシピにも取り組むことになるでしょう。

 

 

そうしていくうち、

「そもそも、パエリアってどこの国の料理?」とか

「こういう鉄のフライパンは歴史があるもの?」とか、

 

そんな好奇心が湧いてくるかもしれません。

 

そこで初めて「料理の歴史」に入っていけば歴史だって楽しいはず!

 

 

最初はね、「パエリアの起源」とか「鉄のフライパンの歴史」なんか知らなくたって、料理は上達しますよね。

タロット占いも同じです。

 

 

「タロットカードの歴史」とか、

「ウィエイト版タロットの起源」とか、

 

そんなものを知らなくたって、何の問題もありません。

 

「勉強しておかなければいけない」といった義務感なんてポイっと捨てて、楽しく学んでいきましょうね。

 

 

その方に、こんなことをお話したら、

「料理のたとえ、分かりやすくて、楽しいです!」

と喜ばれました。

 

そして、

「じゃあ、タロット占いにも、オムレツとかお味噌汁みたいな、まずはこれができるようになるといい基礎っていうのはありますか?」

というご質問が飛んできました!

 

 

 

……と、この続きはまた今度。

 

今日まず、

「タロットを勉強するのに歴史から入る必要はない」

ということと、

「応用のきく基礎の練習をしっかりするといい」

というお話でした。

 

 

では、どんな練習がいいのか、というところを次回お話したいと思いますので、お楽しみに(#^^#)