私が監修するコンテンツで続けている「お悩み相談コーナー」過去アーカイブを、
不定期ですが、こちらでお届けしています。
本日は、婚活サイトで知り合った異性の態度に傷ついた方から受けたご相談の回答です。
いただいたメールには、
婚活サイトで知り合った方との初デート。
会話の中で、彼の真っ直ぐさは伝わりましたが、初めてのデートなのに濃厚なスキンシップをされて混乱しました。
最後の一線は越えなかったものの、遊ばれてるのでは?と疑いを持ちました。
その後、しばらくはLINEでやり取りをしていたのに、唐突に距離を置かれてしまいました。電話さえ、着拒されました。
振られたんですね、きっと。
さよならさえ言えない状況がたまらなくつらく思います。
私の何が悪かったのでしょうか。
……という哀しみを綴ってくださっていました。
婚活サイトで知り合った彼……一度のデートでふられた? 私の何かいけなかったの?
2017年3月掲載
今回の出来事は、
「深く愛した人を失った」といった長く尾を引くタイプの喪失ではありませんが、
「何がなんだか分からない」という混乱が大きかったのでしょうね。
そのため「自分の何が悪かったんだろう……」という自信喪失のショックが起こってしまったのだと思います。
でも、〇〇さんは何一つ悪くないのです。
たまたま出会った相手が悪かっただけ。
なぜなら、カードを引いたところ、
相手を表すポジションに『イヌクシュク』が出てきました。
これは「見た目とは違う本心」という意味を持っているカードなんですね。
婚活サイトで出会ったのですから、
誰だって「相手のほうも結婚につながる真剣な交際を求めているはず」と思ってしまいますが、世の中には嘘つきも潜んでいるもの。
残念ですが、〇〇さんが出会ってしまったのは、
結婚を望むような見せかけの裏に違う心を隠している人だったのです。
でも、〇〇さんの直感は正しかったし、それはとてもいいことです。
最初のデートで「なんだか、この人の様子はおかしい……」と感じたわけですから。
もしも今後、同じようなことが起こったら、もっとキッパリ、
「あ、この人はダメだな」と判断できますよ。
最初はね、そうはいきません。
「安易に人を疑ってはいけない」と思う“良心”が働くので、
「どうもおかしい……」と思いながら、ハッキリした判断を下せないんですね。
そのせいで今回は腹立たしい経験になってしまいましたが、
〇〇さんの“アンテナ”は正しく機能しています。
また新たな出会いを探してくださいね。
着信を拒否されたこともショックだったみたいですが、これも〇〇さんが落ち込む必要はない理由です。
というのも、彼の本質を告げている『ランプ』のカードは、
「自分のことしか見えていない状態」を表すカードなんですね。
最初のデートで、〇〇さんが自分の思い通りにならなったことが彼のプライドを傷つけたのでしょう。
迫ってみたのに、「完全には受け入れてくれなかった」ということで、
彼は〇〇さんに「ふん、なんだよ! このオレを拒否するなんて!」
という八つ当たりを起こしかけていたようです。
もし、そのあと〇〇さんのほうがもっと逃げ腰であれば、彼は落ち込んだかもしれません。
でも、〇〇さんが自分を完全に拒絶しているわけではなく、
もう少し落ち着いたペースでつき合っていたいのだと気づいたとき、
彼はなんだか優位になった気分になったのでしょう。
結果として、着信拒否という幼稚な手段に訴えたわけですから、「案外、子供なのね……」と思って見過ごしてあげてくださいね。
私が気になるのは、〇〇さんが随分と、彼にへりくだっていることです。
「たとえ一時でも、私を選んでくれたことに「ありがとう」を伝えたかったけど」と書いていらっしゃいますが、彼に「選んでもらった」と考えないでほしいのです。
そう考えると、「選んでもらったけれど、最終的には選んでもらえなかった」という結論が生まれます。
そうなれば、落ち込んでしまうのも当然のこと。
事実としては、
たまたま、お互いを少し気に入って、デートの相手に「選びあった」のであり、
結果的には、互いが求める展開がピタリと一致しなかっただけです。
こういう方を無理に追いかける必要はないと思います。
優しいところもあったと思いますが、本質的にはワガママな人。
〇〇さんを振り回すタイプですから、他の人を探してくださればなぁ……というのが私の願いです。
・゜・。・゜・相談後記・゜・。・゜・
このご相談をくださった方は、
これより数年前、たいへんな思いをして、不誠実なご主人と離婚され、
心の傷を癒し、ようやく新たなパートナーを探し始めていた方です。
そういう事情を以前から相談していただいていたので、
今度は幸せになってほしい……と心から思わずにいられず、
このお話には胸を痛めていました。
でも、このあと、同じ婚活サイトで、素敵な人に出会えたそうです。
ですから、もし同じような経験をしている方がいたら、次の出会いに希望を持ってくださいね。
ただ、婚活サイトのように、一対一での出会いというは、
相手の本性を見極めるのが難しいもの。
職場や遊び仲間なら、周りからの評判を聞くこともできるし、
彼が他の人たちにどんなふうに接しているかも見えますが、
婚活サイトでの出会いだと、そうはいきません。
プロフィールや、自分に対する相手の態度しか「判断材料」がないわけです。
そのため、ときどき、こういった「ガッカリな展開」が起こるのも仕方ないと思うのです。
もし、同じような経験をされている方がいらしたら、
「見る目がなかった……」と落ち込んだりしないでくださいね。
情報不足の出会いは、誰にとっても「暗闇の手探り」から始まる恋です。
ガッカリする場合もあることを念頭に入れて
いつもより少し慎重にスタートし、
もし上手くいかなくても、
「私の魅力が足りないの……?」と考えず、
「早めに合わないことが分かってよかった」くらいに思って、
次に進みましょう。
もちろん、そうはいっても、心に小さな傷が生まれてしまう場合はあると思います。
そんなときは、あなたの魅力を思い出させてくれる友達や、優しい言葉で慰めてくれる人を頼ってくださいね。
ただ、どんな経験もまったくの無駄にはならないものです。
うまく行かなったマッチングから学んだことは、
きっとあなたの人生の他のシーンで役立つことになりますよ。
恋を探すみなさんに、素敵な出会いがありますように。。
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