毎週、土曜日は、私が監修するコンテンツで続けている「お悩み相談コーナー」の過去アーカイブから一部を抜粋してご紹介します。
本日は、
交際が始まって3ケ月しか経たない時点で、年下の彼からプロポーズを受けたことに、戸惑っている方からいただいたご相談への回答からの抜粋です。
いただいたメールには、
出会ってからまだ３ヶ月しかたってないのに不思議なくらいずっと一緒にいたいし大好きです。
ただ、もともと私には結婚願望がないので、一緒にいて楽しければいい、という気持ちでスタートした恋です。
ところが彼が結婚したいと言ってきたのです。
彼の真剣な目をみていると話をそらすこともできず、正直、なにも言葉が出ませんでした。
落ち着いてよく考えると彼となら結婚っていう選択もいいのかなって思ったりもしますが、まだ若い彼の事だからすぐ気持ちが変わるのではと不安な思いもあります。
という複雑な心情を書いてくださっていました。
結婚願望なんてなかったけれど、彼についていくべき？ でも、まだ若い彼……気持ちは本物ですか？
2014年3月掲載
歳の離れた異性との関係が、こんなふうにしっくりいって、想像以上に大好きになってきた……これは、嬉しい誤算ですよね。
「不思議なくらい」という〇〇さんの言葉、いいなぁと思います。
こういう不思議なことが起こるのが人生のよいところです。ほんとうに。
ただ、いきなりすぎる展開だったのでしょう。
つき合って３カ月ほどで「結婚」を申し込まれたら、これはもう、無理もないです。
結婚願望があろうとなかろうと、「えっと……」と絶句してしまうのは当然かと。
だって、３カ月です。うれしい半面、「本気で言ってる？」と疑いますよね。
「まだ若い彼の事だから……」と心変わりを恐れる気持ち、うなづいてしまいました。
でも、少し落ち着いて考えると、いくら若いといっても彼は、結婚を真剣に考え始めても、ちっともおかしくない年齢です。
結婚のなんたるかを知らない歳ではなく、そこは心配しなくてもいいのじゃないかなぁ……そんなふうに思いなから、さてさて、タロットを引いてみましょう。
出てきたのは『女教皇』。「自分の中の絶対的な基準によって決断を」と告げるカードです。
今、彼に乗せられたような気分のままでイエスを言えば、自分の判断に自信が持てないまま、彼との結婚に向かい、「やっぱり失敗だったのかも……」と後悔することになってしまうかもしれません。
大切なのは、〇〇さん自身の心のうちから湧き出る気持ちだと『女教皇』のカードは告げています。
〇〇さんが不安なのは、相手から結婚してほしいと言われたとたん、「それも悪くないのかな」というふうに「自分の気持ち」が揺れてしまったせいなのだと思います。
彼の気持ちはそんなに簡単に変わらないと思いますよ。
彼は本気だと思います。ただ、ちょっとフライングをしてしまったのでしょう。
相手の気持ちの高まりを「待つ」というテクニックが彼には不足していたのかもしれませんね。
とにかく、あなたはあなたのペースで。
自分が心から「よし！」と思えるまでは決断は保留にしていいと思います。
幸せな結末を祈っていますね。
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