毎週、土曜日は、私が監修するコンテンツで続けている「お悩み相談コーナー」の過去アーカイブから一部を抜粋してご紹介します。
本日は、恋人を支えることに疲れてきた方から受けたご相談の回答です。
「いろいろ大変な彼を支えてあげたい。でも私だって辛い……疲れてしまっています」
2012年12月掲載
愛する者同士の理想的な関係の形とは「支え合うこと」だと思います。
特に、おふたりのように運命周期が一致しているふたりは、辛い時期が重なります。ですから、支え合いが欠かせません。
それなのに、今の彼に〇〇さんを支える余力がないのだとすると、〇〇さんのほうも彼を支えるのが苦しくなるのは自然の成り行きなんです。
他の方にもいつも申し上げるのですが、カップルが互いに支え合えないときは、それぞれに別の場所からエネルギーを得るのも大事なこと。
人を支えてあげるためには、まず自分がどこかからパワーを得る必要があります。
ご友人やお知り合い、苦しい日々を頑張っている大勢の見知らぬ人々の姿から、そして、道端に咲く花や、寒い冬を越そうとしている木々などの自然からも、私たちはつねにパワーはもらうことができます。
「命ある存在」にたくさん触れて、エネルギーの充電をしっかりとしてくださいね。
彼の心境についてはカードを引いてみましたが、〇〇さんに彼が今、求めているのは「自然体でいてくれること」だと出てきました。
〇〇さんが一生懸命、なぐさめたり励ましたりしてくれることをありがたく思いつつ、どこか無理があるように感じているようです。
させたくない想いをあなたにさせてしまっていることに彼は心の深いところで「情けなさ」を感じてもいるようです。
そう感じることの辛さも、連絡が途絶えたひとつの理由かもしれません。
早くふたりだけの楽園に戻りたい。そして、心も体もリラックスしているときしか生まれない「柔らかな笑顔」をあなたから向けられたい……それが彼の魂の望みです。
このことを、どうぞ忘れないでください。
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