ローラ・ニーロが亡くなった日 | これまで、きいてきたもの

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4月8日はローラ・ニーロの命日。亡くなったのは1997年、

何日かして音楽雑誌で知った記憶があります。49歳、若すぎる死はちょっとショックでした。

 

彼女本人の歌でチャート入りしたのはキャロル・キング作品の「アップ・オン・ザ・ルーフ」だけ。

Up on the Roof · Laura Nyro

 

 

 

 

他のアーティストのカヴァーはたくさんのヒット曲があります。

 

1969年11月全米1位、フィフス・ディメンションの

「ウェディング・ベル・ブルース」

Wedding Bell Blues - The 5th Dimension  1969

 

 

同日の4位がブラッド・スエット&ティアーズの「アンド・ホエン・ダイ」

この曲を聴くと彼女の死を思い出します。

Blood, Sweat & Tears - And When I Die

 

 

 

同時期のスリー・ドッグ・ナイトの

「イーライズ・カミング」

Eli's coming- performed by Three Dog Night

 

 

 

1971年、バーブラ・ストライサンドの

全米2位のヒット、「ストーニー・エンド」大好きな曲です。

転機となった同名のバーブラのアルバムも素晴らしかったです。

BARBRA STREISAND stoney end

 

 

 

69歳で亡くなったアラン・メリルはローラ・ニーロとは親戚で生まれた頃から知っていて、

高校生の頃は彼女の家によく遊びに行っていました。

そこで初めて「AND WHEN I DIE」を聴かせてくれたそうです。

 

1971年に彼女が来日コンサートをしていたときは、当時日本に住んでいたアランの家に泊まっていたそうです。

 

ジョーン・ジェットで有名になったアラン・メリル作品

 「アイ・ラヴ・ロックン・ロール」

I LOVE ROCK N ROLL, ALAN MERRILL, ARROWS

 

 

 

この曲は1983年にケニー・ランキンがローラ・ニーロをゲストに迎えて

録音され、アルバムに収録される予定でした。

ポロネイズ

Polonaise Great duet by Kenny Rankin & Laura Nyro

 

 

ところが発売前にレコード会社が倒産、アルバムの発売も中止。

この曲もお蔵入りになってしまいました。

 

しかしシングル盤が数百枚プレスされて、発売には至りませんでしたが

オークションではかなりの値段が付いているそうです。

 

著作権を持っている会社も倒産、

歌っている二人も亡くなっています。

このビデオはアップした本人が削除しない限り、

削除される可能性は低いそうです。

 

私はこの曲の存在も知りませんでした。

ローラ・ニーロのデュエットも珍しいと思います。

 

You Tubeが無ければ、知ることがなかった曲です。