昔々、遠い東の島国に

オニが流れ着きました。


オニはニンゲンと同じ姿をしていましたが、その力にかなうものは誰もいませんでした。


人々はオニの力を讃え

オニも心の底から人々を愛していました。


ある日、オニの強さを妬んだものが

恐ろしい相手を差し向けました。


暴れる獣からニンゲンを守るため

オニは自分の命をかけて、獣を倒しました。


ところが


ニンゲンたちは底しれぬオニの力を恐れ

彼を洞窟の奥深くに閉じ込めてしまいました。


ニンゲンに裏切られた彼の悲しみの炎は、やがて島を覆い尽くしました。


人々はその島を


「鬼ヶ島」


と呼んで恐れたのです。


以前放送していたペプシコーラのCMの「鬼」のルーツにまつわるお話から引用しました。


鬼じゃなくても、人間でも動物でも


人間はこういうことをする存在だよな、と感じました。