食肉業界はじめ畜産の分野に関心をもつようになったのは今から3年くらい前。


若い頃からの食生活がたたり痛風に悩まされていた当時。尿酸値を下げる薬を飲み続けることをやめるために食事を見直そうと嫁さんが動物性のものをやめてみよう、と始めたのが一つ。


縁が重なるように、同じ時期に映画「ゲームチェンジャー」をなんとなく観たこと。


この作品で「肉食こそパワーの源」のような固定観念を少し違う角度から捉えるきっかけになりました。そこにはヴィーガンの格闘家や陸上選手やアメフト選手、さらにはヴィーガンのボディービルダーも登場しますよ。


さらにさらに、ネットフリックスのドキュメンタリー映画「cow spiracy」の存在。食肉産業や畜産分野に関する実態や闇に切り込んだ作品なのです。


ゲームチェンジャー同様こういったものに関しては観ていただいて何かを感じ取ってもらうことをおすすめします。


こういった2つ3つのきっかけが僕の食肉に対するイメージを大きく変えました。


そして映像を観るだけでなく食事を変えたことで体感した変化。ダイエットしてるわけでもなくそれまでと同じように生活する中で体重が少しずつ減りそれまで悪かったコレステロール数値や尿酸値も少しずつ下がりました。


そして最後に。


食べられる肉となる牛や豚と鶏など、家畜とされる動物たちがどれだけ悲惨な現状に置かれ最後は屠殺されるのか。現実を知ったことで肉を食べる必要性の無さを感じ、食べようという気持ちもなくなりました。


現状僕の生活は全くもって充実してます。体重が減ったというよりは骨格に合った体重になったのかなと。


べつに肉を食べなくてもアスリートとしてレベルアップできるんだよ、と自分の体で証明するのが僕の人生の目標でありライフワークです。


そして自分たち消費者がいまの畜産業や食肉産業を作ってきたこと。もはやこの仕組みがこれからの未来にとって持続不可能であり、少しずつ変えていくべき事であり莫大な数の命を浪費しており冒涜していることを一人でも多くの人たちに伝えたいなぁ、と思う今日このごろなのです。