ピエロが西を向く!! -17ページ目

ピエロが西を向く!!

世田谷区経堂「しゅとカフェ」のオーナーシェフ。

あの頃の僕は若かった。いや、元気だった。

ジャンプだって出来るし飛び込みだってできる。ウォータースライダーだってなんのその。
身体が元気だってのはシアワセなんだよねぇ~
フサオちゃんの家で寝てる僕は今や寝返りもうてない。
隣で顔をしかめて寝ているコウちゃんも寝返りがうてなそうだ。
なんだか眠いや。
今日は色んなことがあった。


朝。
本日も快晴。
屋久島の梅雨は何処へ?

キャンプ場にケンジが迎えに来て、島内観光。
自然がつくるトンネル前で華麗にジャンプして記念撮影。
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そのままガジュマル園へ移動。
ガジュマルってのは気根といって空気中の水分を吸い取るため宙に浮いていて、そこを掴まったりして遊べるの。
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記念撮影を終えて、ウッドデッキから降りようとした時に、
おー?あんなところに根がぶら下がってるじゃなーい?
ここからジャンプして掴んで思い切り飛んでやろーじゃねーか!!
目立つぞ~っー!!
40歳でもカラダは元気だぞ~っ!!ってとこを見せよーと思って、ジャーンプ!!!

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とりゃ~っ!!
おっ!!
キャッチ!!
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あれ?

まさか…

ガジュマルに負けた…?

一人ボディースラーム!!


ドスン!!


背中からもろに落下。


うずくまる僕。
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息ができない…
みんなの声が遠くで聞こえる…

スースー

声にならない声。

ようやく息が吸えるとかろうじて
「大丈夫…」
大丈夫じゃないけど大丈夫。

歩けはするけどかなり痛む。
なにより受け身無しで背中から落ちたこの痛みは昔、スノボーでジャンプしたときに失敗したのを思い出す。

なんてこった。


怪我をしてこれからの旅に影響を与えないよう、配慮しながら海へ。

みんなは堤防からジャンプ。

僕は痛めた背中を冷やそうと海でプカプカ
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海で浮かびながらぼーっとしてると、向こうから着替えたみーちゃんが走ってくる。

おいおい、そんなに走ったら滑るぞぉ~と思ったら

スンススーンー!!

と一人ボブスレー。笑

もう一人負傷。

横河渓谷に移動し、川遊び。
もちろん僕は見学。

たのしそーだなぁ。
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みんな、上流へ遊びに行く
僕はその間一人で日焼け。

帰ってきたこうちゃんが少し様子がおかしい。
どうやらウォータースライダーで尾骶骨を打ったらしい。笑
もう一人負傷。


横になって休んではみたものの、僕の背中の痛みはひかない。
どうやら思っていたよりヒドイかも。

冷えた身体を暖めに一奏珈琲へ。
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温かい珈琲を飲めばなんとなく良くなった気がするけど、動きは爺さん。

芋ジャー部5人が揃うのは今夜がラストナイト。
どーしてもフサオちゃんにみんなを会わせたいので、今夜は吉田のフサオ邸でカラオケ大会。
フサオ邸に着くとフサオちゃんは僕らにもてなそうとサバを用意してくれてた。
なんだか泣ける。

予想通りみーちゃんとコウちゃんはすぐにフサオちゃんと意気投合。
いきなりのカラオケ大会が始まりーの、腰が痛いけどフサオちゃんを喜ばせたくて僕は郷ひろみから西城秀樹でYMCA!
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眠気と痛みで僕のカラダも限界。

寝る態勢をとるのも一苦労だけど、なんだかとても嬉しい気持ちだ。
あとで振り返るとこのケガもいい思い出になるだろうなぁと思いながら、僕は夢を見るのだ。







海岸に出て流木を拾い焚き火を囲んでる。
その横には三岳と山で汲んできた水。
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5人で焚き火を囲み、今日の山登りの話をつまみにシェラカップに入れた水割りを回し飲み。

みんなよく頑張った。
僕も山をこんなに長く歩いたのは久しぶりなんじゃないかな。
焚き火で赤く染まるみんなの顔には、疲れもあるがなによりも笑顔がある。


朝の4時。
ケンジの車が迎えにくる。
ケンジも今日、宿泊客を連れて白谷雲水峡のガイドがあるというので、一緒に乗せてもらったのだ。
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僕らは白谷雲水峡からさらに縄文杉まで抜けるんだけど、途中までは同じコース。
ついでにガイドをしてもらう。
こうみえても?ケンジは一流の屋久島の山ガイド。

途中何度か立ち止まりガイドを聞いていたんだけど、その地元の人ならではのガイドはやはり素晴らしい。

ケンジが連れているのは大阪から来た二人組の女の子。
彼女達からしてみたら、
「なんだ?このジャージ軍団は?しかも変な傘を被ってるし、会話が下品だ。」
と思ってるに違いない。
「ごめんねぇ~。ちょっとだけご一緒させてねぇ」
とスマイル。

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太鼓岩到着。
予報では雷雨だが、日頃の行いがいいとは思わないがなぜか本日は快晴。
先日の風景とはまた違った風景が広がっていた。
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うわぁ!!
すげぇー!!
キレー!!
サイコー!!
やばーい!!
たまらーん!!
シアワセー!!

さて、前回はここが目的地だが、今回はここからさらに奥へ進んでいく。

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トロッコ道に入ると、ここで僕らはペースを上げるためにケンジ達とお別れ。
またねぇー!

トロッコ道はほぼ平坦。
いい天気過ぎて写真を撮りすぎて少し時間が押している。ペースを上げて追い上げる。

ここでハプニング発生。
みーちゃんの登山靴のソールが剥がれる。
とりあえずテーピングで応急処置を施すがどこまで持つかわからない状態。
みーちゃんをおぶって下山するのを覚悟。
しかーし!ここで救いの手が!!
ウィルソン株で休んでると、隣にいた山岳ガイドのおっさんがシューズスパイクを貸してくれたのだ。
いやはや、また島人に助けてもらう。

ここから2時間ほどでようやく縄文杉に到着!!
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いやぁみんなよく頑張った!!
設定していた時間にも間に合い、ここから少し下がった場所で昼食をとり、下山開始。

アホな会話したり、歌を歌ったりしながら疲れを紛らわしてテクテク長~いトロッコ道を歩く。

いやはやいやはや、皆さん無事に下山。

宮之浦の街に着くとそのまま焼肉屋でお疲れ会。

ビールが美味いのなんの。
ケンジから下山の連絡があり、温泉に連れてってもらい、今こうして焚き火を囲んで癒される夜。

芋ジャー部偉いぞ!!
僕のスパルタ的登山にもめげず、よく頑張った!!
ほんとによくやった。

海の音と風の音が僕らを優しく包んでくれるんだ。










昨夜はケンジ君と宅飲み。
島焼酎三岳は東京でも呑めるんだけど、やっぱり島の水で呑むと数段美味い。
立て続けに何杯か飲んだもんで、僕とまこちゃんは速攻酔っぱらい。
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てことで、みっちゃんにケンジ君のお供をまかせ、僕らは二人で早寝。
みっちゃんのスペースをちゃんと確保して寝たつもりが30分後は。
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足で蹴っ飛ばされて動かされたらしい。

おかげさまでゆっくりと寝させてもらい、昼過ぎにキャンプ場の受付を済ませ、テント設営。
せっかく重い荷物を運んできたからね。5人でテント生活をしようと思って、宮之浦のオーシャンビューキャンプ場へ。
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当初サバイバル的な旅をしよーと思ってたのに、ここまで島の人に助けられこのままじゃテント生活無しになってしまうので、なかば強引にテント生活。

鹿児島から芋ジャー部の2人がやってくるので、港でお出迎え。
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あっ、真ん中の紺ジャーはケンジ。
宇美河のケンジ。芋ジャー部屋久島支部の部長になってもらった。

2人と合流した僕ら、いつのまにか6人になり、またまたケンジに連れられて屋久島ドライブ。
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ガイドブックには載ってない屋久島の名所に散々連れてってもらい、僕らはキャンプ場で晩餐。
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明日は3時起きで白谷雲水峡から縄文杉へのロングハイキングが待ってるのに、海岸で焚き火からの三岳を呑んでしまう。

後から聞いたはなしだけど、僕は焚き火を見て泣いていたらしい。
どーやってテントに戻ったかよく覚えてないが、
「うぃーっ!戻ったゾォ~!寝てるかぁ?」
とみんなを起こして、誰よりも早く寝つき、イビキをかくという醜態をさらし、僕はとってもいい夢を見たんだ。