ってよく聞かれるんだ。
もちろん、人の敷地やらに野宿なんかしたらダメだと思うけど、僕はだいたい終電の終わった駅や公園、浜辺などで人の迷惑にならないようにしてる。
雨がしのげるところがいいんだけど、雨よりも風通しのいいところを選ぶ。
その理由は虫。蚊が極端に嫌いな僕はなるべく蚊がいないような場所を選ぶ。
今夜寝てたところも風通しの良い浜辺のベンチ。
夜中一台の車がやってきて、そのライトで起きたんだけど、どーやらパトカー。
中から2人の警官が降りてきてなにやら駐車場に停めてある車を一台ずつパトロールしている。
やがて2人の警官が僕の方にやってきた。
「こんばんは〜。旅行中ですか〜?」
「あっそうなんです。ロケット打ち上げを見にきて…
ここで寝てても構わないですかあ〜?」
「あっ大丈夫ですよー。荷物取られないように気をつけてねー!」
って具合。
野宿中の警官とのやりとりはいつもこんな感じ。
でもやっぱり野宿する場所によるかな。
人の迷惑にならないところが前提。
って具合で再び寝床につき朝を迎える。
さてと、天気もいいしロケット無事に打ち上げるといいな。
場所を移動しさらにロケット打ち上げ場所近くの浜に移動してひと泳ぎ。
話しかけてみると東京から来たバイカーだった。
彼の名前はシンロク。
話もあってロケット打ち上げをあとで一緒に観るかって話に。
ロケット打ち上げ場所にはあと5キロ。
売店でパンとコーヒーを飲んでさっそく向かってみる。
そこそこの坂道を登り、砂利道を越えるとその場所はあった。うぁーっ!ロケット見えた!!にしても直射日光を遮る場所もない炎天下。
僕のロケット打ち上げ観戦スタイル。
カウントダウンが始まりようやく待ちに待った発車。
「サン、ニー、イチっ!ゼロー!!!」
「うぉーっ!!!!すげぇ!!!」
遅れてバチバチと音がやってくる。
腹に響く轟音。
あっという間に小さくなっていくロケット。
初めてのロケット発車見学。
いやぁ一度は見たほうがいいかも。
ほんとスゴイよ。
あんなにデカいもんが飛び上がるんだ。
地元の人に言わせると夜のロケット打ち上げはもっと綺麗で凄いらしい。
次は夜に見て見たいなぁ〜
と余韻に浸ってる場合じゃなくて、僕はここからまた西之表まで自転車を走らせてレンタル屋に行かなきゃならないのだ。
シンロクと西之表で待ち合わせの約束をして、40キロのサイクリング。
昨日とうってかわり足は軽い。
快適に飛ばし2時間ちょいで到着。
自転車を返してシンロクのバイクでメシを食べに。
明日は朝4時のフェリーに乗って屋久島入り。
なのでそれまで何処かで野宿しなくちゃあならない。
港の先端に公園があるのを思い出してそこで寝袋に入る。
公園では鉄砲祭りの前夜祭が開催されてて、フラやらバンドやらが演奏している。
そんなステージを見ながら僕はいつの間にか寝てしまうのだった。


