まだまだ旅は始まらない。 | ピエロが西を向く!!

ピエロが西を向く!!

世田谷区経堂「しゅとカフェ」のオーナーシェフ。

毎年旅を終えると次はどこ行こうかなぁ〜なんて考えるんだ。
去年の屋久島の旅を終えてもやはり来年はどこ行こうかなぁと考えた。
意外と思われるかもしれないけど僕はアジアはほとんど行ったことがない。
なので、アジアの旅もいいなぁなんて考えたりした。

ところが去年の暮れに父親方の祖母が亡くなり、大分に帰って婆ちゃんを見送りに行ったんだけど、その時に
「洋介!来年の夏は精霊流しやるからな!お前どーせヒマなんだから帰ってこいよ!」

なーんて言われちゃったもんだから、それならそーかそーか。ついでに自転車でまた大分に行くかっ!
ってことになったわけ。

首藤という名字は珍しく思われるかもしれないけど、大分じゃトップ10に入るほどメジャーな名字なのだ。
僕も住んだことはないけど、いまだ本籍は大分。
小さい頃、夏になると必ずと言っていいほど毎年大分に帰ってた。
父親は10人兄弟で夏になると従兄弟がたくさん集まるんだ。
ちゃんと数えたことはないけど、多分35人くらいはいるんじゃないかなぁ〜。
まぁ僕は完全な都会っ子って感じで、大分に帰ってくるたびに、田舎っ子の従兄弟達に馴染むのに時間がかかったけど、そこでなんていうか少し鍛えられたって感じ。

川で泳いだりキャンプしたりと普段じゃ経験出来ないことたくさんしたのを覚えている。
精霊流しもその一つである。
豊後竹田駅前を流れる川でそれは行われた。
なにが行われているのかよくわからなかったけど、今でもすごく覚えてる。
大人達が大きな松明を持って盛大に火を灯し、なんだか凄く盛り上がって、最後にロウソクをつけた小舟を川に流すんだ。

なんだかちょっと怖い感じもしたんだけど、今もはっきりとその光景は覚えている。

その精霊流しを今年やるらしい。
アジアの旅のことなんてすっかり忘れて、僕の頭の中はもう精霊流し。
よし!大分までチャリで行くか!

真っ黒に日焼けして、今度は僕があの松明を持つんだ!

41歳いまだ青春まっさかりなのだ。