この柿の木。僕と同じ歳。
つまり僕が産まれた時に爺ちゃんが庭に植えたらしい。
爺ちゃんと婆ちゃんが亡くなってからしばらく不思議とほとんど実をつけなかったんだけど、今年はその分を取り返そうというくらい豊作である。
せっかく爺ちゃんが僕が産まれた時に植えてくれたものの、僕はあまり柿が好きじゃない。
食べたら美味しいと思うのだけど、皮をむいたりするのが億劫だという理由なだけなんだけど。
でもこれだけ大量になるとさすがに、勿体無いので、玄関先に置くことにしたんだ。
なんだか嬉しい。
昨日も突然チャイムがなりドアを開けると近所の人が
「孫が柿が好きでねぇ~。少し分けていただけないでしょうか?いつも通るときには柿が無くなってるのよぉ~」
なんて言われた。
なんか嬉しいねぇ~
種がめちゃくちゃ多いんだけど、色んな家庭で爺ちゃんの植えた柿が食べられてるなんて、僕は少しほっこりとした気分になれるんだ。

