朝食を済ませて、再びカヌーに乗り込む。
横田もだいぶ慣れたようで、行きたい方向へ向かうことができる。
至福の時間である。
カヌーをひととおり楽しんだところで、少し横田のロッドを借りて釣りをしてみる。
ぎこちなく竿を振ってルアーを投げる。
だんだんコツを掴み始めたところで、あたりが!!
合わせることができず、ヒットはしなかったが、あたりが何度もくることに釣りの楽しみを覚える。
こりゃ釣り師にでもなるかなぁ~
時計をみるともう10時を過ぎていたので、撤収を始める。
椅子に座って一休みしてると、陽だまりが暖かく二人とも何時の間にか寝てしまう。
これもキャンプの醍醐味。
撤収を終えると、お腹がすいたのでこれからの昼食の相談。
ここら辺は吉田うどんやほうとう、馬刺しが有名なところ。
だけど、いったん沼津へ彼を送らないといけないので、その途中の富士宮で昼食をとることに決まる。
富士宮といったらアレしかないっしょ!
B級グルメの代表格、富士宮やきそばよ!
お世話になった西湖自由キャンプ場をあとにして、寄り道がてらおっさん二人はドライブ。
向かう先は精進湖と本栖湖。
精進湖は隣の湖なんだけど、これまた小さないい感じの湖。
本栖湖は例の五千円札の富士山が描かれているポイントのある場所。
運転しながら、いつものごとく僕のうんちくが始まる。
そのポイントに近づき、
「ほら、五千円札出せよ!もうすぐその場所がくるぞ!」
「おう!ちょっと待て、五千円札ないや!貸してくれ!」
「何やってんだよー!ほら!」
「サンキュー! ? 富士山描かれてないんだけど…」
「は?」
「樋口一葉しか描かれてないんだけど…」
「まじ?間違えたか?」
「首藤何言ってんだよぉ!千円札じゃねーかー!」
「なるほど…新札で変わったんだな!」
僕のうんちくなんてこんなものである。
運悪くそのポイントに差し掛かるときには、雲が出て富士山は見えなかったんだけど、確かにこの場所なのだ!
さて、僕らは富士五湖をあとにして、朝霧高原を抜け、富士市を抜け、富士宮へ
さっそく、携帯でお店を調べ、評判のいい焼きそば屋兼駄菓子屋なお店に行く。
おばちゃんのマシンガントークをBGMにやきそばとしぐれ焼きを食べる。
お会計はもちろんお約束の「2050万円になります。」だってよ!
キャッシュで払ってやったぜ!!
スーパーに立ち寄り、お土産にやきそばの麺と黒はんぺんを購入し、なぜか横田のナビ通りに進んでいくと、釣具屋へ…
そして、お店を出て気付くと僕の手には釣具一式セットが…
横田の口車に乗せられ、僕はすっかりシーバスアングラー。
狙うは東京湾のシーバスである。
まぁ以前から興味はあったのだ。
だけど、自分の知らない分野ってそのお店自体入るの怖いじゃない?
なので、今回はいい機会だったのだ。
真っ赤なロッドに真っ赤なリール。
ルアーはもちろんバイブレーションとミノー。
それを手に、そのまま沼津港へ…
乗せられた僕はすっかりシーバスアングラー。
二投目でなんとヒットーー!!
なんてことはなく、そのまま二人で近くの網焼き屋へ…
食べながら、今回のキャンプの話をして、何時の間にか釣りの話へ…
いつも聞き役の横田は釣りの話になると止まらない。
僕も知らない分野なので、聞き入ってしまう。
聞いてると、僕もなんだか釣れそう。
しゅとカフェでメニューを作るとき、困るのが食材費である。
なるべく原価は落としたい。だけどいいものを出したい。この葛藤がいつもあるんだけど、なかでも最近は魚が高いんだ。
なので、原価を考えるといつも肉料理になってしまう。
そこで、自分で釣ってしまおうじゃないか!ってことになるわけだ。
そんなに上手くいくわけはないだろうけど、まぁとにかくちょっとやってみようと思うわけだ。
横田を家まで送ると、横田が一生懸命作ったしゅとカフェ開店祝いのプレゼントを渡された。
「sakuranoaoihanabira」改め「緋葉堂」というオリジナルブランド第一弾の作品。
しゅとカフェの電飾看板をもらったのだ!!
家に帰ってさっそく開けてみる。
いやぁ~素晴らしい!!
さて、どこに飾ろうか?
この2日間横田は楽しんでくれただろうか?
まぁあの顔は満喫した顔だったな!!
だいたいの予算もわかったし、これで夏にでもツアーでも組んでみるか!!
さて、さすがに疲れたなぁ~
あー面白かった!!
横田!看板ありがとーー!



