このニュースには愕然とした。
一般道路を新幹線並みの速さでぶっ飛ばして「スリルを味わいたかった」みたいな理由では遺族は絶対に許せないと思うはず。
まず、危険運転致死罪という罪状は最近になって作られた法律。
この法律を作るにあたって専門家を交えて政治家がつくったもののはず。
制定、施行された時点で「これでいいのか?」と異議を唱える人間はいなかったのか。
過去にも同様な事故が起きたのにそのときも過失運転で起訴されている。
今回は極めて悪質。
今回の罪状は危険運転致死罪で裁かれたものの8年?
裁判所は検察と弁護側の言い分の間を取ったような判決だと思った。
私は8月まで都内を走るタクシー運転手でした。
もともと雀荘経営を目指してはいたが、本当はもう少し運転手をやって貯金したかった。
しかし、今年に入って「ヒヤリハット」・・・つまり危うく事故になりそうな瞬間が数回あった。
「被害者にはなっても加害者にはなりたくない。」日に日にその思いが”加速”していった。
雀荘をやるにはもう少し貯めねば・・・という思いよりも「借金してもいいから早く運転手を辞めたい」という思いのほうが強くなった。
大切な人を失くした遺族の想い。加害者はどう思っているのだろうか。
本当に反省しているのなら自ら「危険運転致死で20年ぶち込んでください!」とでもいうべきだと思うのだが・・・・。
車を運転することは常に殺傷能力の高い武器を持ってるのと同じ。
心の底から反省して8年の刑期を全うして社会貢献できる人間になってほしい。