バイク増税1年先送り 政府・与党、低所得者に配慮

 政府・与党は29日、2015年度に予定していたバイクや原動機付き自転車の増税を1年延期する方針を固めた。車種によって年千~4千円の支払いを1.5~2倍にすることになっていたが、16年度に先送りする。低所得者の生活の足に負担をかけることに公明党などが反対していた。

 自民、公明両党の税制調査会幹部は29日夜、都内で会談し、合意した。

 持ち主が毎年払う軽自動車税の増税を延期する。いまは1台につき排気量50cc以下の原付きは千円、250cc超の小型二輪は4千円を払う。それぞれ2倍の2千円と1.5倍の6千円に上げる予定だった。国内のバイクは1千万台強で、税収は年200億円ほど。増税で年130億円ほどの増収を見込んでいた。日経新聞より


賢明なご判断に感謝です。