「救助船来ず」はウソか…パンツ姿で脱出の船長
2014年04月28日 16時15分

 【安山(韓国北西部)=田中浩司】韓国の旅客船セウォル号の沈没事故で、韓国の海洋警察は28日、同船横転後の救助活動の映像を追加で公開した。

 イ・ジュンソク船長(68)は韓国の記者団に、案内放送で船室待機を指示した理由について、「救助船が来なかった」と話したが、周囲には警備艇や漁船が駆けつけており、発言は虚偽の疑いが高まった。船長が早く脱出命令を出していれば、救出できた可能性がうかがえる。

 公開されたのは、事故発生直後の16日午前9時28分~11時17分に撮影された映像。午前9時40分台の映像では、修学旅行生ら多くの乗客がいた3、4階の左舷側はまだ浸水していない。

 同9時46分の映像は、船首の甲板からパンツ姿の船長が救助隊員に抱えられ、脱出する様子をとらえていた。28日、韓国メディアの取材に応じた救助隊員によると、9時40~50分には、30~40隻の漁船が周辺に集まっていたという。韓国政府によると、これまでの死者は188人、行方不明は114人となっている。
2014年04月28日 16時15分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


高校生が自ら撮影した携帯動画も公開されましたね。

最後まで「動くな」の指示にきちんと従って、、、。

船長の指示に従って救助待っていたのに、当の船長は一目散に逃げていた。

腹が立つやら悲しいやら、、、、たまらないですね、、、。